損切りの目安・決め方とは

損切りの目安は、トレンドラインを割り込んだとき

個別株投資で資産を増やしたいなら、損切りが大切です。コツコツと利益を積み上げても、一発の大きな損失によって、全ての儲けを吹き飛ばす事になるからです。

損切りは大切


値動きの軽い小型株を保有するのであれば、撤退すべき価格を事前に決めておくべきです。成長性の高い小型株は、凄まじい勢いで株価が上がります。しかし、崩壊局面では腰を抜かすほどの暴落となりますの、損失も甚大です。

そこで、本ページでは管理人の損切り事例と、具体的な損切り価格の目安について解説したいと思います。

(2018年12月6日 )

超簡単に損切りすべき価格を決める方法を動画で解説

管理人がデザインワン・ジャパンを損切りした事例

最近の事例となります。2018年2月28日に、デザインワン・ジャパンを1142円で損切りしました。詳しくは、以下の記事をご覧ください。

⇒参考記事:2018年3月の運用状況、デザインワン・ジャパンを損切!!

デザインワン・ジャパンは、毎年、利益を出しており、業績は良いと思っていました。上昇トレンドも長らく続いていましたし、下記チャートの支持線付近で、株価が反発する傾向にありました。

2017年12月13日に、支持線の価格帯付近の1340円で買付ました。しかし、想定した上昇とならず、支持線を下回ったので、1142円で撤退したのです。

デザインワン・ジャパンの損切り


で、その後のデザインワン・ジャパンの株価は、どうなったのか。実は、損切りした後に、一度は株価が持ち直しています。

しかし、再度、支持線を大きく割り込んだ後は、猛烈な勢いで株価が下落しました。

デザインワン・ジャパンの長期暴落


2018年12月6日時点のデザインワン・ジャパンの株価は、なんと416円です。

当時は、400株、53万円の投資でしたので、もしも損切りせずに保有していれば、含み損が36万円になるところでした。損切りした時の損失は、8万円です。損切りによって、かなりの損失を防いだことになります。

このように、損切りができないと、甚大な含み損を抱えますし、そのまま塩漬け株となる可能性が高いので、事前に撤退するべき価格は決めておくべきです。



損切りする価格の目安と、その決め方

損切りする価格の決め方は、非常にシンプルです。

1. 週足、月足のチャート表示にする
2. 過去の底値を直線で結んで、支持線を書く
3. 支持線よりも低いところを、損切りする価格に設定する


支持線で株価が反発する傾向があれば、逆に支持線を下回った時には、そのまま下落する可能性が極めて高いです。

デザインワン・ジャパンのように、持ち直す場合もありますが、そのまま下落が続けば、暴落が止まりません。ですので、しっかりと損切りすべきです。

損切り価格の目安と決め方


できるだけ簡単に、支持線を描ける綺麗なチャートの銘柄を選んで投資すればよいと思います。損切り目安が、非常に分かりやすいので、撤退しやすいと思います。



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