カブドットコム証券の最強検索ツール「株ナビ」を徹底解説
これまで管理人は、会社四季報を利用して儲かりそうな銘柄を探していました。しかし分厚い書籍の中から、1ページずつ企業情報をチェックして、投資候補となる銘柄を探す事は、かなり面倒なんですよね。
しかし3,000を超える企業の中から、投資する価値がある銘柄を簡単に探す方法がある事をご存知でしょうか?
実は、カブドットコム証券が提供する強力な銘柄検索ツール「株ナビ」を利用すれば、かなり楽に銘柄を探す事ができます。
そこで本コンテンツでは、管理人が会社四季報と併用して活用している、高機能な銘柄検索ツール「株ナビ」についてご紹介します。
2017年1月21日更新
株ナビ最大の特徴は、170超のスクリーニング条件と、長期チャート表示機能だ!
「うねり取り投資」を成功させるための5つのステップで詳しく解説していますが、管理人は銘柄を探す時に、財務情報だけでなく、長期チャートも重要視しています。
株ナビは豊富なスクリーニング条件で銘柄を絞り込んだ後に、検索後の画面で、長期チャートまで一覧表示してくれるので、とても便利なんです。
良い銘柄を探しだせても、高値で購入してしまうと、まったく儲かりませんからね。特に相場全体が暴落した時に利用すると、絶大な効果を発揮すると思います。
株ナビのスクリーニング条件をご覧ください。財務条件ページだけを見ても、膨大な数の条件が設定できます。
以下のような条件を設定する事で、自動的に投資候補となる銘柄を絞り込むことが可能だという事です。
・投資金額
・指数採用銘柄
・市場、規模、業種
・財務(時価総額、1株利益のEPS、売上高利益率、営業利益変化率など)
・テクニカル、信用残の状態など
なお管理人は、投資対象として銘柄を選定する際に、財務・業績だけでなく、下記に示すチャートの特徴も重要視しています。
⇒下記詳細は「うねり取り投資」を成功させるための5つのステップをご覧ください
① 月足チャートが上昇トレンド、若しくは横ばいトレンド(ボックス相場)か?
② 月足チャートで引いたトレンド線が、株価が反発する支持として機能しているか?
③ 株価が毎年、似た時期に反発上昇を再開しているか?
④ 抵抗線が明確で、売却する価格帯が想定しやすいか?
ただ銘柄を自動的に絞り込んでも、1銘柄ずつチャートをチェックするのは、非常に面倒なんですよ。
しかし、カブドットコム証券の株ナビであれば、銘柄を絞り込んだ後に表示される検索結果ページで、5分足、日足、週足、月足チャートが表示されるので、チャートの特徴を把握するのに、超便利なんです。
管理人は、このチャート一覧表示機能は、投資する上で、非常に強力な武器になると思っています。
しかもカブドットコム証券の株ナビは、口座を持っていれば、誰でも無料で使えますからね。事前にカブドットコム証券の口座を開設して、株ナビを何時でも利用できる状態にしておくべきです。
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「株ナビ」を活用して、具体的に儲かりそうな銘柄を探す方法
具体的に「株ナビ」を利用し投資候補を探す方法について、解説します。管理人が銘柄を絞り込む際には、チャート形状だけでなく、下記項目にも注目しています。
ステップ② 時価総額が、小さい銘柄か?
ステップ③ 営業利益が、前期より増加しているか?
ステップ④ 1株当たり利益(EPS)が、前期よりも増加しているか?
ステップ⑤ 月足チャートでトレンド線を引き、投資判断が簡単そうと思ったか?
上記のチェック項目を、できるかぎり「株ナビ」のスクリーニング条件に設定して、銘柄を絞り込んでいきます。では事前準備として、「株ナビ」の起動方法について説明します。
まずは、カブドットコム証券ログイン後のトップページ上段にある「株ナビ」を選択して、検索ツールを起動しましょう。
次に別画面で起動した「株ナビ」上段タブの中から、詳細検索を選びましょう。細かいスクリーニング設定が可能なり、投資候補を絞り込むことが可能になります。
ステップ①:投資金額を決める
まずは、ご自身の総投資資金を考慮した上で、1銘柄あたりの投資金額を設定しておくべきです。例えば100万円の投資資金だった場合、10万円以下の銘柄から始めた方が無難です。
仮に10%の損失を被った場合は、1万円の損失です。これを受け入れる事ができるか?難しいと感じたら、投資金額を5万円に下げるなどの資金管理が大切となります。
絶対に無理しない、精神的に不安にならない金額から始めましょう。今回は投資金額を、0~10万円と設定してみました。下記赤色枠の箇所で、投資金額を設定しましょう。
ステップ②:時価総額が、小さい銘柄か?時価総額で銘柄を絞り込んでみる
時価総額が小さい小型株の方が、株価が上昇した時の値幅がとても大きく、少額の資金で多額の利益を得る可能性が高まります。よって本事例では、時価総額を10億円以下に設定しました。時価総額の条件設定は、下記赤色枠で行ってくださいね。
なお時価総額で絞り込んだ結果、191銘柄が選ばれました。銘柄が多すぎた場合は時価総額を小さくし、少なすぎ場合は、時価総額を大きくしてみると良いでしょう。
ステップ③:営業利益が、前期より増加しているか?営業利益変化率で銘柄を選定する
株価と営業利益は相関関係にあります。つまり本業の儲けを表す営業利益の増加が続けば、株価が上昇する可能性が高いという事です。よって前期よりも、営業利益が増加する銘柄に、資金を投じたいですね。
本項目は、株ナビの営業利益変化率を活用すれば、銘柄の選定が可能です。下記に示す赤色枠箇所で、営業利益変化率の設定を行ってください。本事例では前期に比べて当期の利益が、0.1%以上増加した銘柄を探してみました。
僅かでも前期に比べて利益が出ていれば良しとした訳です。時価総額が小さくて、営業利益が増加している銘柄として、150銘柄まで絞り込めましたね。
ステップ④:1株当たり利益(EPS)が、前期よりも増加しているか?
さて1株当たり利益(EPS)が前期よりも増加しているのか?確認したいので、EPSの変化率でソートしたいです。ですが残念ながら、そのような条件で探す事が出来ません。
そこで経常利益変化率と、EPSの項目で、無理やりソートします。なおEPSは、当期純利益を発行している発行済株式総数で割った指数となります。当期利益の変化率でもソートできないので、まずは、経常利益変化率で代用します。
実際には、ここから税金などを引かれて、当期利益になる訳ですね。経常利益が増加していれば、当期利益が増加する可能性が高いです。
具体的には下記赤色枠の箇所で、経常利益変化率を設定してください。今回は少額であっても、前期より経常利益が増加していればOKとした設定となっています。
次にEPS(1株当たり利益)が、プラスの設定で、銘柄を選定します。下記の赤色枠箇所で、入力します。本事例では、0.1円以上であればOKとなります。EPS(1株益)がマイナスになっている銘柄を省くのが目的です。
この時点で、73銘柄に絞り込まれました。設定が全て終了したら、右上になる「検索」ボタンを選択してください。銘柄を一覧形式で表示させてくれます。
ステップ⑤ 月足チャートでトレンド線を引き、投資判断が簡単そうと思ったか?
銘柄の検索が終了すると、下記に示すように財務情報の推移やチャートを確認する事ができます。まずは財務タブで表示される経常利益と当期純利益の推移を、念のために確認しておきましょう。
次にチャートタブで、5分足、日足、週足、月足を表示させます。財務などでは分からない、チャートの動きを精査して、更に銘柄を絞ります。下記の項目に着目して、月足チャートで全体の特徴を把握します。
① 月足チャートが上昇トレンド、若しくは横ばいトレンド(ボックス相場)か?
② 月足チャートで引いたトレンド線が、株価が反発する支持として機能しているか?
③ 株価が毎年、似た時期に反発上昇を再開しているか?
④ 抵抗線が明確で、売却する価格帯が想定しやすいか?
例えばZOA(3375)の場合、
① 月足チャートが上昇トレンド、若しくは横ばいトレンド(ボックス相場)か?
⇒月足チャートを見てみると、上昇トレンドのようだ。
② 月足チャートで引いたトレンド線が、株価が反発する支持として機能しているか?
⇒底値を直線で引くと、トレンド線が支持として機能していそうだ。
③ 株価が毎年、似た時期に反発上昇を再開しているか?
⇒毎年、年末頃に上昇しているように見える。
④ 抵抗線が明確で、売却する価格帯が想定しやすいか?
⇒毎年、上昇幅が似ている。つまり売却目標価格を想定しやすい。
以上から、チャンスがあればZOA(3375)の株を購入しても良いかな?と判断する事になります。
なお株ナビで投資銘柄を絞り込んだ後、キャッシュフローの状況を把握したり、来期のEPS(1株当たり利益)が本当に増加しそうなのか?詳しく調べてみる事も大切です。あとは投資チャンスが訪れた時に、資金を投じれば良いでしょう。
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