西村剛・具体的な株価予想実績の感想

投資リターンが悪すぎて、お話にならない

大切なお金を支払ってまで有料の株価予想情報を提供して頂く訳ですから、結果が伴っていないと怒りが込み上げてくる市民のお方は多いかと思います。

西村剛の実績

Yahoo投資の達人・プレミアムから画像を拝借


西村剛の有料情報版の成績を見た所、すでに残念な気持ちで一杯になる訳ですが念のために細部を精査してみる事に致します。

株価予想を「信じる」、「信じない」等の、ご判断の参考になればと思います。

(2015年8月20日更新)

的中率が悪い上に勝率の安定感が無く、不安感で一杯

有料情報として提供している株価予想の勝率、過去2年間を月毎に表したものが下記のグラフとなります。平均的な勝率は50%となります。

西村剛の勝率

正直言って勝率の安定感が無さすぎる上に、負ける時はトコトン負ける株価予想を信じて資金投入する事は、管理人には出来ないです。

そもそも平均的な勝率が50%台というのも、低すぎます。コイン投げをして裏表のどちらが出るか?予想するようなものですよね。完全に博打の世界かと思います。加えて、売買手数料などのコストを考えると、負け越すのではないでしょうか?

相場環境に関わらず、残念なパフォーマンスに愕然

株価予想の的中率が残念な水準だったのですが、平均的なパフォーマンスはどうなのでしょうか?確率が低くても、リスクよりリターンが大きければ儲ける事は可能です。

特に有料情報を提供するプロである訳ですから、相場環境が悪い時にこそ真価を発揮するはずです。さっそく有料情報版の株価予想過去2年間分の成績を確認してみましょう。

黒岩泰氏の過去2年間の成績

※実質平均パフォーマンスは、累積パフォーマンス÷総売買数


上記一覧をさっと見た段階で、すでに残念なパフォーマンスの香りが漂って来ます。具体的に市場環境が悪い時期の成績は下記のようになります。

項目 回数
日経平均株価指数がマイナスパフォーマンスの月の数 7
西村剛氏の上述期間でマイナスパフォーマンスの月の数 5

日本市場が悪化した時は達人の成績も悪化していますね。本当に達人と呼んで良いのか不安になります。

日本市場が好調な時も合わせて全期間で確認した結果がコチラです。

項目 回数
株価予想の全期間(月間 23
西村剛氏の上述期間でマイナスパフォーマンスの月の数 13

市場環境が良い時であっても、損失を出すような株価予想である点には残念な気持ちで一杯です。参考に実質的な平均パフォーマンスは下記のようになっております。

項目 パフォーマンス
平均パフォーマンス(勝ち取引のみ集計 公表値) -0.1%
真の平均パフォーマンス(全取引で集計) -0.1%

※平均パフォーマンスと新の平均パフォーマンスの違いは、下記をご覧ください。
参考コラム:株価予想通りに売買しても、累積パフォーマンスのように資産は増えない

株価予想に従って取引すると、損失が膨らんでいく結果になりますね。売れば売るほど赤字になる状態でしょうか。

売買手数料も考慮すると、資産が確実に減少する事でしょう。大切なお金を支払って、株価予想情報を入手しても、満足できるような結果は得られないという事です。

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