出世して収入を増やすより、不労所得を増やす努力が報われる

生え抜きで社長になれる確率は、恐ろしく低い

サラリーマンが収入を増やすには、出世するしか手がありません。したがって、同期や同僚よりも成果を出して、会社の中で出世して収入を増やしたいですよね。

しかし、生え抜きのサラリーマンが会社の頂点となる社長になれる確率は、恐ろしく低いです。社長になれずとも出世競争を勝ち抜き、課長や部長になれるのは一握りの人達だけなんです。

生え抜きで社長になれる確率は、恐ろしく低い


実は、収入を増やすだけなら出世競争になんぞ挑戦せずに、副収入源を作る方がよっぽど楽です。

株式投資を筆頭とした不労所得の収入源を作れれば、出世するよりも簡単に収入が増えます。この記事では、出世を目指さずに収入を増やす方法について紹介します

(2018年12月14日 )

社長になれる確率は、1000人に1人

新入社員として入社して、最終的に社長になれる確率をご存知でしょうか。出世に関するPRESIDENT Onlineの興味深い記事がありますので、ぜひ、ご覧になってください。


記事によると、大企業で役員になれるのは同期入社1000人のうち1人だけとのことです。確率は、わずか0.1%ですので期待すべきではないです。

規模の小さい会社に転職して、社長、役員を目指す道もあるでしょうが、どこに行こうが熾烈な出世競争を勝ち抜く必要があります。

社長や役員まで出世せずとも、管理職の部長、課長を目指そうと考える人もいるでしょう。日本労働組合総連合会の60歳未満の役職別人員比率の資料によりますと、2016年時点で、100~999人規模の中企業の部長級、課長級の割合は全体の9.6%です。

1000人以上の大企業の部長級、課長級の割合は、全体の8.7%となります。企業規模に関わらず、部長、課長の全体に占める割合は、たったの1割程度です。

役職別の人員比率
引用:日本労働組合総連合会 60歳未満の役職別人員比率


日本労働組合総連合会の50~54歳の役職別人員比率を見た感じでは、会社のために尽くしても、50~54歳の40~60%の人達は、管理職にすらなれずに報われません。

50歳代の役職別の人員比率
引用:日本労働組合総連合会 50~54歳の役職別人員比率



出世競争を勝ち抜いた課長、部長の収入は、どのくらいなのか

家庭を犠牲にして出世競争に勝ち抜いて、課長、部長になれたと仮定しましょう。サラリーマンの勝ち組と言われる世の中の課長、部長の収入は、どの程度なのでしょうか。

厚生労働省の平成28年賃金構造基本統計調査が参考になります。企業規模100人以上で、男性の部長級は月額66.6万円、課長級で月額53.2万円の賃金となります。

これら賃金には、ボーナスや残業代、各種手当が含まれず、所得税等を控除する前の金額となります。

係長級の月額賃金39.6万円より、課長、部長の月額賃金は13.6万円~27万円も多いわけですので、生活も楽になり苦労が報われた形でしょうか。

課長と部長の月額平均賃金
引用:厚生労働省の平成28年賃金構造基本統計調査 結果の概況:役職別



猛烈な出世競争に挑戦せずとも、もっと楽に収入を増やせる

ほとんどの人は、競争に敗れるので出世による収入アップが期待できません。しかし、諦める必要はありません。

出世競争に挑戦せずとも、もっと楽に収入を増やす方法があるのです。それは、コツコツと給料の一部を貯蓄にまわして資産を作り、資産からの不労所得を得るのです。

不労所得の王道は、株式投資です。株の売買で得られる売却益や、毎年受け取る配当金は、代表的な不労所得となります。

以下の記事でも紹介していますが、2400万円程度の資産を作って4%の高配当利回り株を保有できれば、月8万円の配当金を受け取れます。


平社員の月額賃金に、これら月8万円の配当金による不労所得があれば、課長クラスの収入を実現できるのです。出世競争を勝ち抜くよりも、節約して資産を貯めて、不労所得による収入アップを目指す方が遥かに簡単だと思います。



出世を目指すよりも副収入となる不労所得を増やす努力が報われる

狭き門の出世による収入アップを目指すのでなくて、不労所得を増やすことが成功への近道となります。不労所得となる株式投資は、サラリーマンの副業としても有名です。ほとんど、労働時間が不要ですので、忙しいサラリーマンにぴったりなんです。

出世を目指すよりも副収入となる不労所得を増やす努力が報われる


毎月のお給料の一部を貯蓄に回す。貯蓄を続けて、投資のタネを増やす。そして、少しずつ株式を購入して、配当金を得る。

このコツコツとした積み上げは、確実に将来的な収入アップに繋がります。スピードアップしたい人は、株の売買に挑戦して売却益を狙うのも良いでしょう。資産からの不労所得を増やすことが、出世せずに収入を増やす手段だと思います。



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