株式投資で稼げるようになるための学び方と上達するための練習方法

どうやって株式投資で稼げるようになったのか、これまでの試行錯誤

株式投資で稼ぐためには、どのようなことを勉強するべきか、上達するためにどんな練習をすれば良いのか分からないですよね。どうやって株式投資で稼げるようになったのか、誰もが知りたいことです。

上達の近道は、先人たちの投資手法を参考にすることにあります。僕は、そうやって技術を吸収しました。

投資の達人たちの株式投資の学び方や上達するための練習方法を参考にする


正しい方法で、コツコツと投資の売買の鍛錬を積めば、かならず稼げるようになるはずです。本ページでは、管理人が株式投資で稼げるようになるまでに、学んだこと、練習した事について紹介します。

(2019年3月17日 )

1年目:相場の流れを把握するために、うねり取り投資法を取り入れた

株式投資の最初の疑問は、「いつ株を買えば良いのか購入タイミングがよく分からない」でした。この悩みは、林 輝太郎先生のうねり取り投資法を取り入れて解決しました。



「うねり取り入門―株のプロへの最短コース」は、ぜひ一読すべき本です。その極意は、相場、銘柄には流れがあり、その流れに沿って売買をするというものです。

うねり取り投資で株価の波動を調べる


うねり取り投資法では、1年ほどの相場の周期を捉えます。この相場の波をとらえて、利益にするというものです。詳細は、以下コンテンツを参考にしてください。

面白いように利益が出せる「うねり取り投資」を成功させるための5つのステップ

実際に僕は、数百銘柄のチャートを見て、本当にうねり取り投資が通用するのかを調べ、売買に利用した体感で使えそうだなと思ったので取り入れています。

ただ、うねり取り投資法は、うねりをざっくり捉える手法なので、よりピンポイントでの売買タイミングが分かりません。そこで、次にグランビルの法則を取り入れました。



2年目前半:グランビルの法則で、数週間の売買タイミングを絞り込む

年間の相場の流れの把握は、うねり取り投資法を活用します。そして、数週間程度の相場の流れを把握するために、グランビルの法則を取り入れることにしました。

グランビルの法則は、昔からある一般的な法則で特殊なものではないです。年間の相場の流れの中には、株が上がる波動、下げる波動があります。それを捉える手法です。

うねり取り投資法が1年間の波動のイメージならば、グランビルの法則は数週間の株価の波動・トレンドのイメージです。スイングトレードにも応用できる時間間隔です。

グランビルの法則


グランビルの法則も、僕は数百銘柄のチャートをチェックして本当に機能するのかを確認し実際に売買に使ってみました。体感で使えそうだなと思っているので、今も参考にしています。

グランビルの法則で、売買タイミングを絞り込む

ただ、グランビルの法則だけでは売買タイミングを絞り込むことに心もとない感じがしたので、勝率を上げるために超シンプルなテクニカル分析も更に取り入れました。



2年目後半:支持線・抵抗線で日足ベースの買い場、売り場を絞り込む

選んだテクニカル分析は、基本中の基本となる抵抗線と支持線の考え方です。過去の値動きから支持となる価格帯、抵抗となる価格帯を決めて、今後の株価の流れを推測する超基本的なテクニカル分析手法です。

基本的なテクニカル分析の抵抗線・支持線


支持線、抵抗線を応用して中期の株価のトレンドも調べています。これらの詳細に関しては、以下の記事を参考にしてください。

支持線、抵抗線で、売買タイミングを絞り込む

支持線、抵抗線に関しても数百銘柄のチャートを見続けて、機能しそうだと思っているので売買に利用しています。うねり取り投資法で長期の流れを把握して、グランビルの法則と抵抗線・支持線で、日足ベースのピンポイントの買い場を探す流れです。



3年目前半:買い難い恐怖の場面で購入するためにメンタル面を鍛えた

さて、ここまで紹介したテクニカル分析を活用すれば、買い場が分かるようになります。ただ、買い場となるときは、市場の暴落などで心理的に買い難い状況になります。

Twitterやテレビのニュースや新聞では、超悲観的な言葉が溢れています。恐怖で買えない局面で、株を買うためには心理面・メンタルを鍛える必要があります。

そこで、僕はデイトレーダーに必須となる心理面の本を読み漁りました。数十冊の本を読んだのですが、その中でもデイトレードがおススメです。売買で必須の心構えを中心とした内容です。



心構えが中心となる内容なので、初心者が読むよりは、少しばかり売買を繰り返してメンタルの重要性に気がついた中級者向きの本かもしれません。ただ、初心者が最初に読んでも勉強になる内容になっています。

人それぞれで、メンタルの強度が違います。そう簡単には、メンタルを鍛えられないです。買い難い局面で株を購入するためには、投資額を少なくする施策や、値動きの小さい銘柄を利用するなど、いろいろな方法があります。

自分自身に合った方法を見つけ出しましょう。僕は、投資額を少なくする方法が効果的だと思っています。



3年目後半:ただの調整なのか、本当の下落なのかを見極める

ここまでは、主にテクニカル分析を利用しての半年程度の株価の反発を狙う投資でした。ただ、株価の下落がただの調整なのか本当の下落で下げ止まらないのかを見極めて、売買の勝率を高めたいと思うようになりました。

これまでも、最低限の業績のチェックとして決算書を見て前年より利益が増えている会社を選んできましたが、それだけでは心もとないと思うようになったのです。

テクニカル分析だけでなく、ファンダメンタルズ分析にも力を入れようと思い始めました。こちらは、まだ試行錯誤中です。いま注目している点としては、細かい数字よりも俯瞰的に見た長期の方向性です。

・投資先の商売は、シンプルで分かりやすいか。
・自分に馴染みのある業界か。
・市場の将来性をイメージできるか。
・世界の景気は、どういう状況か。


これらは、経済のニュースや投資先のニュースなどを参考に自分の中でストーリーを組み立てている感じです。点と点の情報が自分の中で線になり、株が上がりそうなイメージになったら購入するようにしています。

ファンダメンタルズ分析で銘柄の将来性を考える


テクニカル分析と違って、抽象的で法則化できず日々の変化を捉える行動になるので直観的でもあります。この技術力向上が、今後の勝率アップに繋がると思いながら取り組んでいます。

こちらのファンダメンタルズ分析を取り入れた売買としては、テンセント株を買う時に応用してみました。

2018年11月、中国のテンセント株を新規で購入
日本・米国より中国市場に期待ができると感じて、中国のテンセント株を追加購入
2019年2月、ほったらかしでテンセント株を運用中



4年目:資金管理を取り入れつつ、数銘柄に集中投資する方針へ

ところで、本格的にファンダメンタルズ分析を取り入れるまでは、数十銘柄を売買してました。ただ、銘柄の管理が大変で効率的ではないと思っていました。

そこで、いまでは5銘柄程度に絞る方針に落ち着いています。最大5銘柄に絞った理由は、以下の通りです。

・監視銘柄が多いと日々の定期的なチャートチェックが面倒で、続かなかった。
・本格的にファンダメンタルズ分析を取り入れたので、深く分析する暇がない。
・投機でなく、心理的に買いやすい投資にしたいので厳選した銘柄にしたい。
・損切り時に、銘柄が多すぎると面倒。損切りが遅れる。管理ができない。


結局、銘柄の管理ができないと判断したので絞る方針にしたわけです。

なんとなく株が上がって儲かったのでは再現性がないですし、自分の思惑通りに株が上がった事を確認しながら、利益を確定したいので銘柄を絞る方針にしました。

もう一つ、資金管理にも気をつけています。これは単純で全力で投資をしない方針にしています。



簡単に稼げる方法なんて存在しない、ひたすら相場から学ぶしかない

これまで、管理人が学んだ流れを解説してきました。簡単に整理しますと、4つのポイントに注目していますね。

いずれの内容も、やり方や知識を学んだだけでは身にならないので、数百銘柄のチャートを見たり、実際に売買を繰り返して、自分の中で昇華することが大切です。

1.うねり取り投資法で、長期の流れを捉える。
2.グランビルの法則や支持線・抵抗線のテクニカル分析で買い場を絞る。
3.ファンダメンタルズ分析で、将来性を予測して銘柄を絞り込む。
4.メンタル面を鍛えて、買い難い局面で購入できるように環境を整える。



株式投資で稼ぐには、心・技・体がそろわないとダメだと思っています。心が落ち着いていないと儲かる局面で株が買えませんし、技術力がないと買い場が分かりません。

簡単に稼げる方法なんて存在しないので、ひたすら相場から学ぶしかないです。ただ、稼げるようになれば、ほとんど労力が発生しないので長期的には、学ぶ価値があると思います。コツコツ、他人と競わずに資産を築ければなと思っています。





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