日本電信電話の株価予想を評価
- 利益が減り続けているにも関わらず株価は継続して上昇
- ファンダメンタルズ分析だけでは、儲ける事が出来ない事を痛感する銘柄
- 市場平均と同等のパフォーマンスを出すあたりが、成熟した大企業の特徴
- 日本市場が冷え込んだ時期に、儲けた投資家は皆無だと思われる値動き
- 株価の値動き自体にも特徴が無い為に、先行きの予想がやりにくい
- なぜか上級者向けに株価予想をする著名人
市場が絶好調の時期は、順張りで無難に儲ける事が可能
(2015年7月1日公開)
著名人による日本電信電話の株価予想の結果は?
日本を代表する大企業である日本電信電話の株価予想情報があるようです。さっそく詳細を確認していきましょう。
評価者 | 実力 | 予想期間 | 結果 |
---|---|---|---|
藤村哲也 | 勝率:60%(39勝26敗) | 2015/6/1~30 | 買:当り |
2015/5/1~29 | 買:当り |
「Yahoo!投資の達人」、「Yahoo!投資の達人・プレミアム」に関する下記の評価コンテンツも御参考にして下さい
参考コンテンツ:Yahoo!投資の達人の実力を検証!!
藤村哲也氏の株価予想(2015/5/1~29) 推奨:買 結果:当り

藤村哲也氏による株価予想です。最初の予想期間は、下記紺色枠の1カ月間の見通し予測です。
「買」推奨していますが、「高値圏にある株ですので,初心者が今から買うには遅すぎる」とコメントしています。
参考コラム:高値園でエントリーさせられて大損する事例
株価予想情報を見るターゲット層は初心者投資家のみだと思いますので、推奨するのは如何なものかと思います。
短期鞘取りを狙う上級者に対して「買」推奨のようですが、上級者であるならば株価予想なぞ見ないと思います。その上、1カ月間の保有を短期鞘取りとして推奨する姿勢に疑問を感じますね。

藤村哲也氏の株価予想(2015/6/1~30) 推奨:買 結果:当り

引き続き藤村哲也氏の株価予想を確認します。下記赤枠の期間の株価予想です。こちらも上述に続き、高値園を認識した上で、短期売買を想定しているようです。
小幅な鞘取りを想定しているならば、1カ月間の株価予想をする姿勢が理解出来ません。誰に向けて情報発信をしているのか非常に疑問です。
株価予想なぞを見るのであれば、それは初心者投資家なのですけどね。

今回の株価予想情報を見ると、投資の達人のターゲット層がイマイチよく分かりませんね。取りあえず累積パフォーマンスを上げたい為に、無理やり株価予想をしているとしか思えないです。
参考コンテンツ:投資の達人は、評判よりも相当劣る運用実態
株式投資は自分自身が納得して売買しないと、少しの暴落で狼狽して投げ売るような行動に必ずなります。資産を大きく溶かす前に、自分自身に合った投資スタンスを見つける事をお勧め致します。
そのような意味で値動きの再現性や季節的な上下動をシンプルに狙うような「うねり取り投資」、「季節的なサイクルを利用した投資」は有効な戦略だと思います。
管理人が感じた日本電信電話の株価見通し
日本電信電話(NTT)を知らない方は居ないのでは?と思うくらい超有名大企業です。多くの通信関連サービスを提供しており、通信サービス事業ではNo1のポジションを維持しています。
多くを語る必要が無い企業ですが、企業規模が大きすぎて期待を超える成長がイメージ出来ません。下記のように売上(営業収益)自体は増加していますが、営業利益は下落傾向を改善出来ていません。
2016年の増益もコスト削減がカギを握ると言われるくらいですからね。

過去3年の営業利益は下落傾向を続けるのに、株価は上昇傾向を示しています。成長性が見込める訳でもなくファンダメンタルズ分析の限界を感じますね。
市場全体の値動きを表す日経平均株価指数と見事に連動していますから、単純に機関投資家のマネーが流れ込んでいるだけでしょう。ファンダメンタルズ分析だけでは、このような値動きを説明できないですよね。
ただし市場環境が良い時であっても、このように上がる株を確実に見つけるのは難しいです。どうしても確実に上がる株に資金投入したい場合はETFと呼ばれる銘柄を利用するのも悪くない選択かと思います。

紺色線:日本電信電話 ピンク色線:日経平均株価指数
なお日本市場が低迷していた時期は、下記のように散々たるものです。大企業が安心だからと資金を投じていても、まったく儲からなかったでしょうね。値動き自体にも特徴がある訳では無いので、投資するのは難しいと感じる銘柄です。

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日本電信電話の売買をする場合にお勧めの証券会社
日本電信電話を利用して株式投資をするのでしたら、下記の証券会社の中から好みに応じて使い分けると良いかと思います。
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