テレビ朝日ホールディングスの株価予想は当たるのか?

テレビ朝日ホールディングスの株価予想を評価・解説

業界の視聴率が低下を続け、テレビ朝日ホールディングスも、売上増加の割に利益が伸びない。ただし安定期な利益を叩きだし続けているので、株価は底堅く推移している。

知名度もあり、残念ながら予想屋の言葉を信じて、売買する人が多いと感じる。株価予想なんて信じると、高値で株を買って損するだけなんですけどね。

洗練された投資家が、いつ株を買うのか?自分自身の投資技術を向上させた方が、長期的に資産が必ず築けると思いますよ。

テレビ朝日ホールディングス

テレビ朝日ホールディングスで儲けるポイント
  • 利益の9割を占める主力は、テレビ放送事業。利益率は、5%程度。
  • 利益余剰金が1,850億円もある、無借金経営企業。財務は良好。
  • 増収が続くが利益の伸びがイマイチ。ただ配当金収入などが、利益を底上げ。
  • ボックス相場になりがち。支持帯まで株価が下落した際に、株を購入したい。

利益が安定する企業は、株価が底堅い。投資対象として面白い

(2016年12月22日公開)

アナリストの目標株価に到達せず、株価が壮大な下落を続けた事例

管理人は、世に出回る株価予想に頼る行為は、とても危険だと思っています。本事例のように、アナリストが提示した目標株価に到達する事を夢見続け、株価が下落を続けても、株を握りしめて、甚大な損失を出す事が、とても多いからです。

予想屋の投資情報を探さずとも、年1回の投資チャンスを見極めて資金を投じる訓練をした方が、資産が積みあがると思いますけどね。まずは、株価予想の問題点について、見てみましょう。

評価者 実力:勝率 予想期間 結果 損益(投資額)
アナリスト ありません 2016/5/11から数か月保有 買:外れ ▲8万円
(38万円)
年1回の暴落時に売買した場合(後述) +10万円
(34万円)


アナリストの株価予想が外れて、損失が8万円。

アナリストの株価予想


ではアナリストの株価予想を見てみますか。2016年3月期は増益予想であり、株価が17%上昇して目標株価の2,128円に到達する想定で「買」推奨なさっています。

残念ながら予想が外れて、数か月後に1,500円で投げ売りしたら、38万円の投資(200株購入)に対して、損失が8万円でした。

株価予想が提示する目標株価を信じる行為は、本当に危険です。もちろん購入したタイミングや、相場環境次第で、儲かる場合もあるでしょう。しかし株価が下落を続けた場合は、悲惨な結末が待っています。

本事例だと、待てど暮らせど、目標株価に到達する上昇が発生せず、株価は下落を続けています。おそらく含み損が▲20%を超えたあたりで、恐怖で投げ売りするでしょう。

そもそも損切価格が設定されていませんから、投資判断を間違った時に撤退できずに、傷口が広がります。これまで積み上げてきた利益を全て吹き飛ばす可能性もありますし、安易に予想情報を信じる事は、本当に怖いです。

テレビ朝日ホールディングスの株価予想チャート


投資判断をすべて他人に任せる事は、本当に危険です。特に個別株投資の場合、日々、相場の景色が変わりますし、臨機応変な対応が必要になります。

それなのに、予想屋の発言を鵜呑みにすると、相場と予想屋に振り回されて、損するだけですよ。 まぁ、一度、相場から退場しない程度に痛い目に合わないと、分からないかもしれませんが・・・

テレビ朝日ホールディングスに関する予想屋の発言


一寸先が闇の厳しい世界である株式投資の世界で、生き残りたいなら、個人投資家の強みを最大に生かす手法を活用するべきです。プロと違って、常にパフォーマンスを要求される訳じゃないので、時間を味方につける事が大切です。

そこで、当サイトでは「うねり取り投資」「季節的なサイクルを利用した投資」を推奨しています。年1回程度の売買になりますが、投資金額の割に、儲けも大きくなりますし、投資判断も比較的に簡単です。ぜひ、参考になさってみては如何でしょうか?



ボックス園の支持帯まで株価が下がった際に、株を購入したい。

テレビ朝日ホールディングスは、民放キー局の中では日本テレビにつぎ、2位の視聴率を誇り、高齢者層に強い事が特徴です。朝日新聞社の系列企業でもあります。

高齢者層には強いのですが、若い人達を囲い込むことが課題となっており、ネット放送局を展開し始めています。インターネットの分野を成長事業として、注力しています。

テレビ朝日ホールディングスの視聴率順位


主力は、売上・利益の9割を占めるテレビ放送事業です。テレビ放送事業の利益率は5%程度と、高収益ではないのですが、主力事業を成長させること、他の事業を育成する事が課題となるでしょう。

テレビ朝日ホールディングスのセグメント業績


ただ地上波視聴率の推移を見ると、下がり続けています。インターネットの影響が大きいと思いますが、広告収入の減少にもつながるために、やはり成長分野の育成がとても大切になりますね。

テレビ朝日ホールディングスの視聴率推移


有利子負債がなく利益余剰金が1,850億円もある無借金経営は、かなりの強みです。財務が非常に良好で潤沢な現金を、どうビジネスの成長に繋げるのか?今後に注目です。

項目 内容 コメント
企業名(銘柄コード) テレビ朝日ホールディングス(9409)
上場市場 東証1部
業種 情報・通信
株価 2,220円
単元株数と最低購入単価 100株:22万2,000円
時価総額 2,409億円
資本金 366億円
発行済株式数 1億852万株
浮動株数 531万株
利益剰余金 1,850億円
有利子負債
保有者比率 外国 12.5%
浮動株 4.9%
投信 2.8%
特定株 62.6%

ではテレビ朝日ホールディングスの業績推移を見てみましょうか。5年連続で売上が伸び続けています。ただし、直近3年の利益の伸びがイマイチです。売上増加に対して、利益が停滞しており、今後の業績予測でも増益が続く見込みでもなさそうです。

堅調な業績を今後も維持するという感じでしょうか。株価も上昇トレンドになるというよりは、ボックス相場になりそうな予感がしますね。

テレビ朝日ホールディングスの業績


なお借金の負担もなく、本業の儲け以外に、多額の配当金収入があり、利益の底上げに貢献しています。

1割程度の営業外収益がありますね。サラリーマン収入が20万円あるとしたら、毎月2万円程度の不労所得があるイメージです。業績の安定化に貢献すると思います。

テレビ朝日ホールディングスの損益計算書


テレビ朝日ホールディングス が倒産する可能性のある企業なのか?判断する為に、キャッシュフローの推移も調べてみましょう。

本業からの現金収入を表す営業CFが常にプラスですが、ちょっと増加減の振れがありますね。借金返済の負担が無いので、配当金の支払いと自己株式の取得が財務CFの支出要因です。ここは、問題なし。

事業拡大の為の費用以外に、多額の投資証券を取得しており、主に、これらが投資CFの支出要因となっています。このあたりの支出が大きく、現金同等物が減少を続ける点が気になるのですが、今のところは資金繰りに問題を感じません。

テレビ朝日ホールディングスのキャッシュフロー


テレビ朝日ホールディングスの過去チャートも調べてみる事も重要です。投資判断の材料の一つになりますからね。例えば、下記2009年~2012年の値動きをご覧ください。

業績が安定している企業は、ボックス相場になりがちです。下記チャートを見ると、1,100円前後が支持帯として機能しています。さらに傾向としては、年後半に底値が形成されるようです。

よってテレビ朝日ホールディングスを監視するならば、年後半を目安にした上で、ボックス園の支持帯付近まで株価が下落した際に、購入すれば良いと思います。できるだけ 株価の値動きがイメージしやすい銘柄で売買を繰り返すと、利益が安定します。

テレビ朝日ホールディングスの過去のチャート


では直近チャートから、具体的な投資判断を考えてみましょうか。まずは、株価のトレンドを把握しましょう。ここ数年、ボックス相場が続く傾向は変わっていません。ただしアベノミクスの影響もあってか、支持帯の価格帯が1600円まで上昇しています。

最高のタイミングで株を買うための3つのステップで解説していますが、基本は支持帯まで株価が下落した際に、株を買うスタンスとなります。ただし支持帯を下抜けした場合、下落が止まらない可能性があるので、損切する価格を事前に決めておくべきです。

仮に上記指針に沿って2016年9月(1,700円)に200株を購入して、ボックス園の天井付近に到達した2016年12月(2,200円)に売却すると、34万円の投資に対して、利益が10万円となり、利益率が29%に達しました。

現時点の株価は、ボックス園の天井付近に到達しており、むしろ売却して利益を確定する時期です。ここから追っかけるように株を買うのは、すごくリスクが高いです。静観した方が無難でしょうね。

テレビ朝日ホールディングスの売買チャンス


なおテレビ朝日ホールディングスの最低取引金額が20万円を超えていますから、SMBC日興証券が提供しているキンカブサービスを利用して、1万円から株式投資を始めるなどのリスクを下げる処置を、初心者は取り入れた方が良いです。

冷静に投資判断を下せる環境を作らないと、恐怖が勝って損する取引になる可能性が高いですからね。



2016年12月時点で管理人がチェックした情報・通信銘柄

テレビ朝日ホールディングスの売買をする場合にお勧めの証券会社

テレビ朝日ホールディングスを利用して株式投資をするのでしたら、下記の証券会社の中から好みに応じて使い分けると良いかと思います。

当サイトの一押し
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