平和不動産の株を買うべきか?

平和不動産の評価・解説

業績が安定している平和不動産の株は、上がり続けています。超儲かる賃貸事業が主力で、収益性も高いです。しかも保有不動産に含み益がある状態でして、投資先としては安心感があります。

ただし今の株価は、割高な水準です。取ったリスクの割に、リターンが望めない。よって慌てず、相場の暴落と共に割安な株価になるのを待ったほうが良いでしょう。

平和不動産

平和不動産で儲けるポイント
  • 主力の賃貸事業は利益の7割を稼ぎだすドル箱。利益率が36%の高収益部門。
  • 不動産開発事業も20%近い利益率。平和不動産は過去5年20%の収益性を維持
  • ただし有利子負債が1500億円。毎年、利益の15%は利子の支払いで消える。
  • 利益が安定しており株は上がる。上昇トレンド線が支持となり買い場の目安に

儲かっている会社だとしても割高な株価で買うと儲からない。投資チャンスを待つ姿勢が大切。

(2017年6月1日公開)

今は割高な水準なので、株を買わない。支持として機能するトレンド線まで株価が下落したら、投資する方針。

平和不動産は、オフィス等の賃貸や、不動産の開発・分譲を担う不動産会社です。ストック型ビジネスの賃貸事業と、フロー型ビジネスの不動産ソリューション事業の2部門が収益源です。賃貸事業が平和不動産の中核であり、東京、大阪、名古屋、福岡の証券取引所を賃貸しています。

賃貸事業・・・・・・・・・・・ビル・住宅の賃貸
不動産ソリューション事業・・・不動産の開発、住宅の分譲、リート関連

平和不動産の事業領域


平和不動産のセグメント別の業績をご覧ください。中核の賃貸事業は、全社利益の7割を稼ぎ出し、営業利益率が36%に達するドル箱事業です。

しかもストック型の商売ですから、収益も安定しています。さらにフロー型の不動産ソリューション事業の営業利益率も19%近くあり、両事業共に超高収益です。平和不動産の最終的な営業利益が23%ですから、かなり儲かっている会社ではないでしょうか。

平和不動産のセグメント別の業績


保有する不動産の時価は2896億円です。2017年3期末時点での含み益は703億円です。利率を算出しますと、24%の含み益となります。安定した賃貸収益を得つつ、保有する物件価格に利益が乗っている状態は非常に良い状況です。

平和不動産の保有する物件の価値


ただし利益剰余金287億円に対して、有利子負債が1,569億円です。不動産の時価が3000億円近いので、5割が借金のイメージとなります。

営業利益の15%相当の利子を支払っていますが、不動産収益は安定しているので、そこまで問題とはならないのかなと思っています。

項目 内容 コメント
企業名(銘柄コード) 平和不動産 (8803)
上場市場 東証1部
業種 不動産業
株価 1,878円
単元株数と最低購入単価 100株:18万7,800円
時価総額 752億円
資本金 214億円
発行済株式数 4,005万株
浮動株数 809万株
利益剰余金 287億円
有利子負債 1,569億円
保有者比率 外国 32.8%
浮動株 20.2%
投信 4.1%
特定株 33.5%

続いて平和不動産の業績推移をご覧ください。 急激な成長は期待できませんが、堅実に利益を伸ばすのが特徴です。一時的に売上・利益が増える時期がありますが、俯瞰して業績推移を眺めると増収増益の傾向は変わっていません。

特に平和不動産の売り上げ営業利益率が、過去5年20%前後で推移しています。高い収益性を維持しており、今後も安定して利益を稼ぎ出すでしょう。

平和不動産の業績推移と営業利益率の推移


ただし黒字でも、会社が潰れる場合があります。そこで平和不動産が倒産する可能性のある企業なのか。判断するためにキャッシュフローの推移を調べておきます。

直近2年では営業CFと現金同等物が増えており、資金繰りに問題は無いです。財務支出は、ほぼ長期借入金の返済です。投資の支出は、固定資産の取得費用です。支出費用に問題は、見当たりません。

平和不動産のキャッシュフロー


ならば平和不動産の株を買って良いのか。基本的に利益が増えれば株は上がります。そこで投資判断をする為に、前期に比べて業績はどうなのか。決算短信で調べてみます。

平成30年3月期の利益は、前期に比べ▲12%。1株当たりの当期純利益が、1円程度の減少です。相場状況によりますが、下落トレンドに転換するか、横ばいの値動きになるのではないでしょうか。

平和不動産の今期業績見込み


仮に平和不動産の株を買うなら、横ばいのトレンドが続く事を期待して、中期でキャピタルゲインを狙うべきです。実は平和不動産の週足5年のチャートで株価のトレンドを調べたところ、上昇トレンドが継続しています。

上昇トレンド線が支持として機能しており、株価の値動きは比較的にイメージしやすい銘柄です。ただし今は、トレンド線よりも株価が高い水準であり、割高だと管理人は判断しています。よっては、現時点では様子見です。

今は我慢の時で、トレンド線付近まで価格が下がって来たら、買ってみる方針を管理人なら選びます。業績が停滞気味なので横ばいトレンドになる事を想定し、数か月でのキャピタルゲイン狙いとなります。

仮に上記戦略を採用して、2016年7月に1,250円で200株を購入。株価が下落に転じた2017年2月に1,600円で売却すれば、25万円の投資に対して利益が7万円となります。利益率は28%に達しますね。

平和不動産の売買チャンス  



2017年6月時点で管理人がチェックした不動産業銘柄

平和不動産の売買をする場合にお勧めの証券会社

平和不動産を利用して株式投資をするのでしたら、下記の証券会社の中から好みに応じて使い分けると良いかと思います。

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