予想屋による「みずほフィナンシャルグループ」の見通しは如何に?

みずほフィナンシャルグループの株価予想を評価してみた

みずほフィナンシャルグループの一言ポイント
  • 日経平均株価指数に連動した挙動を示すが、パフォーマンスは市場平均よりも悪い
  • 業績見ると悪くないが、不祥事が多い銀行グループなので個人的には投資したくない
  • そこそこ綺麗な上昇トレンドを維持しているが、株価予想は外れる事が多い
  • 現状の水準から配当利回り狙いの投資で資金を投じる場合は損切りラインを決めるべし

市場暴落時に資金を投入してキャピタルゲインを狙う程度に留めた方が無難

(2015年6月14日公開)

達人による「みずほフィナンシャルグループ」の株価見通し結果

管理人的には、みずほ=不祥事のイメージしか無いのですが超大手金融グループです。知名度もあるために、投資の達人による株価予想もなされており、その結果が気になる所ですね。さっそく確認して参りましょう。


評価者 実力 予想期間 結果
西村剛 勝率:57%(50勝37敗) 2015/5/25~29 当り
熊谷亮 勝率:53%(111勝98敗) 2015/4/30 外れ
田村祐一 勝率:50%(6勝6敗) 2015/3/2~31 外れ

「Yahoo!投資の達人」、「Yahoo!投資の達人・プレミアム」に関する下記の評価コンテンツも御参考にして下さい

参考コンテンツ:Yahoo!投資の達人の実力を検証!!

西村剛氏の株価予想(2015/5/25~29) 推奨:買 結果:当り

西村剛の株価予想

まずは西村剛氏による株価予想の結果を確認して参りましょう。ピックアップしたのは、下記の紺色枠の時期です。

5日程度の見通し予測ですね。基本的に業績が非常に良好に推移しておりファンダメンタルズ的に今後も上昇トレンドを継続するという前提から「買」推奨を両期間で行っております。


ただし管理人的には高値更新中の資金投入は、あまりお勧めしません。安全性を考えると上昇トレンドの前提で価格の調整を待って資金を投じる方が良いかと思います。長い目で見ると、勝率も上がり、値幅も取れるためにお勧めです。

みずほフィナンシャルグループの株価予想チャート

熊谷亮氏の株価予想(2015/4/30) 推奨:買 結果:外れ

熊谷亮の株価予想

次に熊谷亮氏の株価予想を確認して参りましょう。熊谷亮氏は下記の赤枠の時期で1日の見通し予測ですから、デイトレの取引になります。

株価予測の前提が、高値を更新した後の4営業日の調整後の反発狙い。タイミング的に悪くないと思いますが、調整後を利益に変えるなら投資期間を1~2週間にするべきです。

(実際に利益になった) デイトレのような1日の間で値幅を取るのであれば、株価予測なぞに頼っている時点でアウトです。

みずほフィナンシャルグループの株価予想チャート4

田村祐一氏の株価予想(2015/3/2~31) 推奨:買 結果:外れ

田村祐一の株価予想

次に田村祐一氏の予想期間は、下記の紺色枠の期間です。ちょうど1カ月間の見通し予想です。機関投資家が銀行株の保有比率の上昇を目論んで買い進む事を前提で、資金を投じる事を勧めたようです。

個人的に、このような予測は正しいのか、正しくないのか検証する事が出来ないので信じてトレードをするべきでは無いですね。

むしろ、4月初旬の価格調整時期に素直に資金を投入して、その後の上昇トレンドに沿った値動きを狙った方がよっぽど素直な投資になるかと思います。

みずほフィナンシャルグループの株価予想チャートその2

株価予想の状況を確認して感じるのは、達人達の見通しを頼らずとも「うねり取り投資」「季節的なサイクルを利用した投資」のようなチャート的に再現性の高い銘柄を取り扱う戦略を利用しても十分に勝負が出来ると思います。

管理人が感じた「みずほフィナンシャルグループ」の株価見通し

日本の大手金融グループの一つであるみずほフィナンシャルグループの主要な連結会社は「みずほ銀行」「みずほ信託銀行」「みずほ証券」となっています。

収益源としては個人や企業への貸出金から得られる金利収益や、証券関連の資産運用による手数料、法人企業への金融サービス提供による収益などです。昨今の売上や収益状況を見ると、堅調に推移しているようです。


ですが正直言って、全体的に細部でどのようなビジネスを展開しているか全体像が分かりづらいです。金融業は正直言ってキナ臭い香りが漂う事が多いので良く分からない会社には手を出したくないというのが正直な所です。(みずほ系は不祥事も多いですしね)


下記のように市場平均と比べてみても、平凡なパフォーマンスですし無理をして手を出す必要は無いかと思います。

みずほフィナンシャルグループと日経平均株価の比較チャート

紺色線:みずほフィナンシャルグループ ピンク色線:日経平均株価指数

ただ日本でもトップ3に入る金融グループですので市場全体の値動きと連動する傾向が強いようです。仮に銘柄を丹念に調べて上がる株では無かった場合にはショックが大きいですね。

市場好調時には、確実に上がる株としてETFを利用する方法もお勧めですね。

予想配当利回りは3%近い為に、 配当金狙いの投資として利用しても良いかもしれませんが、不祥事等による突然の暴落には注意したい所です。損切りラインは設定していた方が良いと思います。

2015年12月時点で管理人がチェックした銀行業 銘柄

みずほフィナンシャルグループの売買をする場合にお勧めの証券会社

みずほフィナンシャルグループを利用して株式投資をするのでしたら、下記の証券会社の中から好みに応じて使い分けると良いかと思います。

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