エイベックス・グループ・ホールディングスの株価予想は当たるのか?

エイベックス・グループ・ホールディングスの株価予想を評価・解説

既存事業が不振な上に、新規事業の投資が重荷で、業績が悪化するエイベックス・グループ・ホールディングス。アナリストの強気な予想を信じた多くの人が、尋常でない損失を出したようです。

いい加減、他人に投資判断を託す事からは、卒業しませんか?カモとして、高値掴みを続ける事になるだけですよ。利益を出せる投資家は、あなたのような人が高値で株を買う時に、売却していますからね。

エイベックス・グループ・ホールディングス

エイベックス・グループ・ホールディングスで儲けるポイント
  • 主力は、営業利益率が10%超えの音楽事業。だが市場自体が、縮小傾向。
  • 既存事業の利益が減少し、新規分野の先行投資によって利益が減少を続ける。
  • 10%超の利益率を誇っていたが、年々減少を続け、低水準の4%台に到達。
  • 有利子負債の圧縮を推進しており、現時点では実質無借金経営を続けている。

来期も利益が減少見込み。業績悪化が続く為、無理せずとも良い

(2016年12月3日公開)

予想屋を信じ、大儲けする事を夢みた投資家の屍が、積みあがった事例

銘柄によっては、敏腕アナリスト達が目標株価を提示します。しかし大儲けできる株価には到達せず、株価は下落を続け、異変に気付いた頃には、甚大な損失になる事が多いでしょうね。恐ろしい事です。

他人が考えた目標株価に執着すると、損する事に繋がります。そんな事をせず、中長期的な目線で、自分自身で売却目標を設定するべきですね。まずは株価予想の問題点を、見てみましょう。

評価者 実力:勝率 予想期間 結果 損益(投資額)
アナリスト ありません 2015/8/3から数か月保有 買:外れ ▲17万円
(41万円)
年1回の暴落時に売買した場合(後述) +22万円
(37万円)


アナリストの強気な買い予想が外れて、損失が17万円

アナリストの株価予想


ではアナリストの株価予想を見てみましょうか。エイベックス・グループ・ホールディングスの増益を予想するアナリストが多く、25%の利益を見込んで、買い予想です。

しかし予想が外れ、仮に2,062円で200株を購入し、1,200円で投げ売りすると、41万円の投資に対して損失が17万円でした。

株価予想前後の下記チャートをご覧ください。目標株価の2,600円に向かって上昇する事なく、株価は下落しています。恐らく、株価が上がる事を信じて、保有株を握りしめていた投資家が多かったはずです。

予想屋の目標株価を安易に信じると、損切して撤退する局面を判断できずに、傷口を広がる恐れがあります。株価が下落を続けても、「あの人の言った目標株価に、いずれ到達するはず」と、楽観視しますからね。

損失額に耐え切れずに、投げ売りしてオシマイとなるのです。本事例だと▲41%の損失ですから、相当な資産を失った人が続出したでしょうね。

エイベックス・グループ・ホールディングスの株価予想チャート


儲かる株価予想が提供できる人を探し続ける限り、資産を安定的に増やす事はできないですよ。相場なんてものは、一寸先は闇の世界ですからね。常に、自分自身で投資判断を下せないと、カモになるだけ。

まぁ魅惑される目標株価や、予想屋の割安との言葉に騙されて、高値で株を買う羽目になるのでしょう。 結局、儲かっている人に絶好の売り場を提供している訳ですよ。

エイベックス・グループ・ホールディングスで儲かっている洗練された投資家


投資情報が入り乱れて、何が正しいのか?分からない状況だからこそ、自分自身で判断を下せる事が、儲かる人、損する人の分かれ道となります。難しい理論などを一切使わずに、自分でも出来そうだ!と思える手法を採用するべきです。

例えば当サイトが紹介する「うねり取り投資」「季節的なサイクルを利用した投資」は、本当に簡単です。唯一必要なのが、忍耐力ですけどね。1年に数回の売買になりますけど、多額の利益を見込めるので、参考になさってみると良いでしょう。



上昇トレンドを維持。ただ来期以降も利益が減少見込み。様子見が無難

エイベックス・グループ・ホールディングスは、音楽事業、映像事業、マネジメント/ライヴ事業の3部門が主な収益源です。売上規模にだけ着目すると、3部門のバランスが良く、3本柱として機能しているように、一見すると見えますね。

ですが最終的に稼ぎ出す事業の儲けを調べてみると、音楽事業だけで最終利益の8割を稼ぎ出す歪な状態に陥っています。主力の音楽事業は10%を超える利益率を維持していますが、他部門が足を引っ張りエイベックス・グループ・ホールディングスとしての営業利益率は、4%台にまで落ち込みます。

エイベックス・グループ・ホールディングスの売上・損益構成


しかも音楽事業の大半の売上を占めるパッケージ販売(アルバム・シングル・DVD)市場は、横ばいですが、全体としては縮小傾向です。非CD分野の強化を図っており、業績が再び上向くのか?今後に注目です。

パッケージ販売市場の動向


なお長期借入金を返済するなどの財務行動により負債を圧縮しており、有利子負債90億円に対して、利益余剰金が443億円となっています。実質的な無借金経営は、ひとつの特徴ですね。

項目 内容 コメント
企業名(銘柄コード) エイベックス・グループ・ホールディングス (7860)
上場市場 東証1部
業種 情報・通信
株価 1,490円
単元株数と最低購入単価 100株:14万9,000円
時価総額 670億円
資本金 42億円
発行済株式数 4,500万株
浮動株数 1,035万株
利益剰余金 443億円
有利子負債 90億円
保有者比率 外国 26.2%
浮動株 23.0%
投信 3.2%
特定株 36.9%

ではエイベックス・グループ・ホールディングスの業績推移を調べてみましょうか。ここ数年は売上高の増加が続いていますが、本業の儲けを示す利益の減少が続いています。これまでのビジネスモデルでは、稼げなくなっており事業運営が苦しいようです。

エイベックス・グループ・ホールディングスの業績


売上高営業利益率を見ても、2012年頃までは10%を超える水準でしたが、年々減少を続け、現時点では4%台の水準にまで低下しています。

既存事業の利益が縮小する中で、新しい分野に挑戦する為に、利益を削ります。新しい儲かる収益の柱をつくれるのか、今後の業績に関係するので重要なポイントですね。

エイベックス・グループ・ホールディングスの営業利益率推移


エイベックス・グループ・ホールディングスが倒産する可能性のある企業なのか?判断する為にも、キャッシュフローの推移を見てみます。

本業の利益が減っており、現金収入を示す営業CFは減少傾向です。これは、少々気になります。ただ業績改善の施策の為に、投資活動は積極的に実施しています。

不足気味の現金は、有価証券の売却でカバーしている模様です。借金の負担も少なく、財務CFの支出要因は、配当金の支払いと自己株式の取得となっています。現時点で資金繰りに問題は無いでしょう。

エイベックス・グループ・ホールディングスのキャッシュフロー


では直近のチャートを見て、具体的な投資判断を考えてみます。株価のトレンドを調べてみると、なんとか長期の上昇トレンドを、維持しています。

基本的には、支持となる可能性が高いトレンド線付近まで株価が下落した際に、株を購入する投資戦略となります。最高のタイミングで株を買うための3つのステップを参考に、買い場を探してみてください。

仮に上記指針に沿って2009年12月(750円)に500株を購入し、半年後の2010年6月(1,200円)に売却すると、37万円の投資に対して利益が22万円となり、利益率が59%に達しました。

株価の値動きがイメージしやすい銘柄を使って取引を繰り返すと、利益が安定しやすいです。

エイベックス・グループ・ホールディングスの売買チャンス


現時点の株価は投資チャンスと思える価格帯ですが、下記の決算短信を眺めてみると、来期は営業利益が更に減少見込みです。その上、1株当たりの当期純利益も、141円⇒99円⇒53円と減少が継続します。

この業績悪化の背景を考えると、無理してエイベックス・グループ・ホールディングスを買いたいとは思えないため、今は静観するスタンスですね。管理人ならば。

エイベックス・グループ・ホールディングスの1株当たり純利益


なおエイベックス・グループ・ホールディングスと、日経平均株価指数を比較した下記チャートもご覧ください。当然ですけど、業績の悪化が続く企業の場合、市場好調期でも株価は下がり続けます。

どんな銘柄でも株が上がる時期では、日経平均株価指数に連動するETFに資金を投じると、確実に儲かります。相場好調期に、儲け損なうリスクを回避する一つの投資戦略としておススメです。

エイベックス・グループ・ホールディングスのチャートと日経平均株価指数を比較 紺色線:エイベックス・グループ・ホールディングス ピンク色線:日経平均株価指数

ただし日経平均株価指数であっても、国内の景気が悪化すると下落に転じます。長期的に株価が上昇する銘柄に、資金を投じる事は本当に難しいです。初心者が挑戦すると、儲けそこなう事になりかねません。

よって投資経験を積むまでは、上がる株にタダ乗りできるひふみ投信にでも、資金を投じると良いでしょう。管理人も活用しているので、ご検討なさってみてくださいね。



2016年12月時点で管理人がチェックした情報・通信銘柄

エイベックス・グループ・ホールディングスの売買をする場合にお勧めの証券会社

エイベックス・グループ・ホールディングスを利用して株式投資をするのでしたら、下記の証券会社の中から好みに応じて使い分けると良いかと思います。

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