いすゞ自動車の株価予想を評価
- 海外の売上比率は6割程度と世界中でトラックを販売している。特にアジア・中東・アフリカが占める割合が非常に大きい
- 営業利益率も改善してきており、2015年時点では9%台の水準である
- 市場好調時期では、日経平均株価指数と同等のパフォーマンスを実現
- 市場停滞時期も上昇トレンドを形成していたが、エントリータイミングは迷いそう
- ロスカットをしない短期の株価予想に従っていると、大きな暴落で損失が拡大する恐れがある
市場環境に適した銘柄と投資戦略を採用すると利益になりやすい
(2015年9月3日公開)
著名人によるいすゞ自動車の株価予想の結果は?
アジア、中東地域を中心にトラックの製造販売で売上を伸ばしているいすゞ自動車に、投資の達人も注目しています。その道のプロが、どのような目線で株価予想なさるのか、内容をしっかりと確認してみましょう。
評価者 | 実力 | 予想期間 | 結果 |
---|---|---|---|
熊谷亮 | 勝率:57%(226勝166敗) | 2015/8/24~28 | 買:当り |
「Yahoo!投資の達人」、「Yahoo!投資の達人・プレミアム」に関する下記の評価コンテンツも御参考にして下さい
参考コンテンツ:Yahoo!投資の達人の実力を検証!!
熊谷亮氏の株価予想(2015/8/24~28) 推奨:買 結果:当り

それでは熊谷亮氏の株価予想記事を、確認する事に致しましょう。株価予想期間は、下記紺色枠の5日間です。
中国景気の悪化に起因して大きく下落しているのですが、リバウンドの動きに期待しての「買」推奨です。
今回は思惑通りに反発しましたが、急落が続いたら非常に大きな損失になる所でした。短期の値動きを予想する事は非常に難しい為、予めロスカット水準を決めた上で売買しないと破滅的な損失をする事になります。
その上、特に根拠も無くリバウンドに期待している訳ですから
勝率が分からない株式投資は、完全にギャンブルであると管理人は考えています。
少しでも売買するタイミングが早ければ、まさに株価予想に従って有事の際に大損した事例になる所でした。非常にリスキーな取引ですね。

株価予想などの情報源を頼るお方にとって、投資のプロは先行きをある程度予想できると思っている事でしょう。ですが投資の世界では「誰も株価の先行きは、予想出来ない」というのが常識です。
例え企業がどんなに好業績を叩き出しても、短期的に暴落するのは日常茶飯事なのです。多くの株価予想は、業績が良いからと高値園で売買推奨なさっていますが、大損する事に繋がります。
このような事を考慮すると、株価予想なぞに頼らずに自分自身で投資判断が出来るようになる事が非常に重要です。博打のような株価予想を信じても、最後には市場から退場する事に繋がるかと。
直感的に、自分自身で投資判断が出来ると思える投資戦略を採用するのがコツですね。過去の再現性のある値動きを利益に変えようとする
「うねり取り投資」、「季節的なサイクルを利用した投資」なども御参考になさってください。
管理人が感じた「いすゞ自動車」の株価見通し
トラックの製造販売を主力事業とする「いすゞ自動車」は、普通トラック、小型トラック、産業用エンジンなどを世界中で販売しています。
海外の売上比率は6割程度ですが、北米と欧州地域が占める割合が小さく、アジア特にタイや、中東・アフリカで積極的に販売している点も特徴です。
リーマンショック直後は、1%程度まで営業利益率が低下しました。ですが、その後に体質改善が進み2015年度には営業利益率が9%程度まで改善しています。
項目 | 内容 | コメント |
---|---|---|
企業名(銘柄コード) | いすゞ自動車 (7202) | |
上場市場 | 東証1部 | |
業種 | 輸送用機器 | |
株価 | 1,381円 | |
単元株数と最低購入単価 | 100株:13万8,100円 | |
時価総額 | 1兆1,720億円 | |
資本金 | 406億円 | |
発行済株式数 | 8億4,842万株 | 大型株 |
浮動株数 | 3,563万株 | |
利益剰余金 | 5,474億円 | |
有利子負債 | 2,179億円 | |
保有者比率 | 外国 32.8% 浮動株 4.2% 投信 4.7% 特定株 39.3% |
過去の業績推移を確認しましょう。ここ3年程は売上高が順調に伸びていたのですが、利益の伸びが停滞している状況です。

さて直近のパフォーマンスを確認してみましょう。市場平均が大きく上昇する中で、いすゞ自動車も日経平均株価指数と同等の成績です。値動きが少々大きいので、短期売買に利用すると振り回されて損失になる事もありそうです。
個別銘柄を吟味して、大きく上がる株を見つけ出す事は本当に難しいですね。市場が絶好調でマネー雑誌などで大儲けした話を聞いた時に、保有銘柄が停滞していた時ほどショックな事は無いでしょう。
今回のような大相場では、株価予想のような情報源に頼るよりも
ETFという銘柄を活用する方が、必ず上がる株として大きな利益を獲得する事が可能です。
市場好調時に大活躍する投資戦略として候補にして良いかと思います。

紺色線:いすゞ自動車 ピンク色線:日経平均株価指数
さて市場停滞時期の値動きを見てみましょうか。日経平均株価指数が長期にわたって停滞していた時期に、いすゞ自動車 (7202)は長期的に上昇トレンドを形成していました。
ですが、いつ資金投入して利益確定すれば良いのか分かり辛い銘柄かと感じます。
それよりも株価が底値園や天井園になる時期が判断し易い銘柄を利用した方が大儲けできるかと思います。こちらも、ぜひ参考にして頂ければ良いでしょう。

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いすゞ自動車を利用して株式投資をするのでしたら、下記の証券会社の中から好みに応じて使い分けると良いかと思います。
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