長期のトレンドが崩れたJXTGホールディングスは、しばらく様子見
- 原油価格の動向で、経営に大きなダメージを与える事を考えると投資し辛い
- 実質的な営業利益率は2%以下であり、効率的に儲かる企業とは思えない
- 日本市場が盛り上がっている時期に株価低迷なので、保有しているとショックを受ける
- 市場が冷え込んでいた時期の値動きは分かり易い為、売買判断は簡単だと感じる
- 株価予想で儲かった記憶が強すぎると、そのうち大損する羽目になる事は間違いない
直感的に利益を出せそうと思える銘柄と投資戦略を利用する事が重要
(2015年9月1日公開)
著名人によるJXTGホールディングスの株価予想の結果は?
原油価格の急落で大きな赤字に陥ったJXTGホールディングスに、投資の達人が注目し始めました。どのような目線で株価予想なさるのか、内容を精査してみる事に致しましょう。
評価者 | 実力 | 予想期間 | 結果 |
---|---|---|---|
竹田嘉文 | 勝率:50%(36勝36敗) | 2015/8/18 | 売:当り |
竹田嘉文氏の株価予想(2015/8/18) 推奨:売 結果:当り

それでは竹田嘉文氏の株価予想内容を精査してみましょう。株価予想期間は、下記紺色時期の1日間となります。直近の安値を下回った事から「売」推奨のようです。
ちょうど世界同時株安の時期に、株価予想に従った事で大損した人が多数おられる中、運よく利益になったようです。おめでとうございます。
ただし株価予想なさった地点から激しく上昇する可能性もあった訳でありますから、ロスカット水準を決めて資金投入しないと、そのうち大損する事になると思います。
勝率が低い株式投資は、完全にギャンブルですが、今回の事例は下落する可能性が高いのかなとは思います。

ただ世界的に株価が暴落している中で、株価予想を純粋に信じて資金を投入する事は非常に怖いですよね。世の中の株価予想は、とんでもないタイミングで売買推奨する場合もあるからです。
例えば、高値園でエントリーさせられて大損したり、好業績を理由に、無茶なエントリーによって損失になる事が多々あるからです。
これらは、すべて我々個人投資家が無知な事によって引き起こされたと思っても良いかと思います。株価予想になぞ頼らずに自分自身で投資判断が出来るようになるべきです。
そのためには直感的に出来るかな?と思える投資手法を取り入れる事が非常に重要です。売買判断が比較的に簡単だと思える 「うねり取り投資」、「季節的なサイクルを利用した投資」
なども御参考にしてみては如何でしょうか?
管理人が感じたJXTGホールディングスの株価見通し
新日石と新日鉱HDの統合で誕生したJXTGホールディングスは、石油精製販売を主力とする企業です。事業を細かく確認すると、エネルギー事業(石油精製等)、石油・天然ガス開発事業、金属事業の3本柱が主な収益源です。
ただし売上・利益の規模で見ると、9割以上をエネルギー事業に頼っている状況です。在庫評価を除いた実質の営業利益率を見ると2%以下ですから、効率的に儲かるビジネスでは無いですね。
項目 | 内容 | コメント |
---|---|---|
企業名(銘柄コード) | JXTGホールディングス (5020) | |
上場市場 | 東証1部 | |
業種 | 石油・石炭製品 | |
株価 | 469円 | |
単元株数と最低購入単価 | 100株:4万6,900円 | 安いです |
時価総額 | 1兆1,703億円 | |
資本金 | 1,000億円 | |
発行済株式数 | 24億9,548万株 | 大型株 |
浮動株数 | 1億8,217万株 | |
利益剰余金 | 7,836億円 | |
有利子負債 | 2兆6,202億円 | |
保有者比率 | 外国 29.0% 浮動株 7.3% 投信 6.1% 特定株 25.2% |
業績の推移を見てみると、売上が伸びている時期に利益が減少しています。加えて2015年度には石油価格の急落による在庫影響によって、非常に大きな損失が発生しています。

過去3年程のパフォーマンスも見てみる事に致しましょう。業績が良くない事もあり市場平均よりも遥かに劣る成績になっています。
日経平均株価指数が日々高値更新するニュースを見て、保有している銘柄が上がらない株だと気づけば落胆するでしょうね。
市場環境が良い時に確実に上がる株を見つける事は、投資初心者の方には難しいと思います。ですが株価予想になぞ頼らずとも、市場が絶好調の時に確実に上がる株を見つける方法は存在します。
下記コンテンツで御説明しているような投資戦略を参考にするもの良いかと思いますね。
参考:市場が盛り上がっている時に確実に上がる株を見つける方法

紺色線:JXTGホールディングス ピンク色線:日経平均株価指数
さて日本市場が冷え込んでいた時期の株価も、合わせて確認して見る事にしましょう。当銘柄は少々下落トレンドの傾向がありますが、10月頃に株価が底値になり、4月頃には株価が天井になる傾向が非常に強いです。
株式市場の低迷期に大儲けできる銘柄として利用するのは良いかなと感じました。

2015年12月時点で管理人がチェックした石油・石炭製品 銘柄
JXTGホールディングスの売買をする場合にお勧めの証券会社
JXTGホールディングスを利用して株式投資をするのでしたら、下記の証券会社の中から好みに応じて使い分けると良いかと思います。
当サイトの一押し
知名度No1で取引手数料が安い、現金2000円貰えます!:SBI証券
1万円取引のキンカブ、信用取引が常に無料と魅力満載 :SMBC日興証券
手数料無料のフリーETFと株主優待のタダ取り裏技に強み:カブドットコム証券
番外
100万円以上の現物取引手数料が、他社を圧倒する安さ :フィデリティ証券
楽天グループを利用する方向け :楽天証券
多彩な自動売買注文をしたい方向け :マネックス証券

記事が売買の参考になりましたら、ぜひブックマークをお願いします!