株価が急騰したオリコンは、急落するリスクがある

急騰しすぎのオリコンには、急落リスクがあるので手を出さない方針

全事業が黒字で一見すると素晴らしいのだが、売上高、利益の減少が続くオリコン。株価が停滞しており、儲けるのが、かなり難しい。仮に予想屋の言葉を信じて売買しても、損する可能性の方が高い。

むしろ、世の中で安定的に利益を得る投資家は、株価予想を探す人に保有株を売りつけて儲けている。他人に頼らず、自分自身の投資技術を向上させないと、資産なんて増えませんよ。

オリコン

オリコンで儲けるポイント
  • 赤字部門を抱える企業が多い中で、全事業が黒字な点が素晴らしい。
  • ただし主力事業の利益が減少を続け、新しい稼ぎ頭を育成する事が急務。
  • 減収減益で株価は停滞。ただし今期は利益が増加見込みで、再び成長路線へ。
  • 利益の増加が見込めるなら、株価が支持線まで下落した際に、購入したい。

黒字でも利益が減少を続ける銘柄で儲ける事は、とても難しい。

(2016年12月20日公開)

予想が的中する事もあるが、頻繁な売買になりがちで資産が増えない

管理人は、世の投資情報にかなりの疑問を感じています。なぜかと言いますと、儲け続ける事が難しい、短期売買を推奨する株価予想が多いからです。予想屋を頼り生き残れるような甘い世界では無いです。

光速で資金を失う前に、現実を理解した方が良いと思いますよ。年間を通し株価の動きが予測しやすい銘柄を売買した方が、利益になると思いますけどね。まずは株価予想の問題点について、見て参りましょう。

評価者 実力:勝率 予想期間 結果 損益(投資額)
西村剛 勝率:56%
(157勝121敗)
2016/10/13 売:当たり +3万円
(35万円)
年1回の暴落時に売買した場合(後述) +3万円
(32万円)


西村剛氏の売り予想が当たって、利益が3万円

西村剛の株価予想


では西村剛氏の株価予想を見てみましょうか。過熱気味で調整の可能性が高く、株価が下がると想定しての「売」推奨です。株価予想が的中し、5万円の投資に対して利益が3万円です。

予想前後のチャートを見てみると、株価が2日で猛烈に上昇しており、この価格水準から株を購入するのは、自殺行為です。欲望に目が眩んで、追っかけて株を買うと、だいたい、大損しますからね。

ただし短期的な空売りを仕掛ける事が気になります。損切価格の提示が無く、万が一、株価の勢いが止まらなかったから、甚大な損失になったはずです。相場では、まさか!?と思える事が、たびたび発生しますからね。

オリコンの株価予想チャート


大儲け、大損を繰り返す博打に近い売買を続けると、資産なんて光速で失いますからね。ギャンブラーの素質があるのなら良いのでしょうけど、株価予想に頼る時点で、アウトですから。

短期売買で資産を増やしたいならば、トレードステーションのバックテスト機能で、投資手法が儲かるのか?調べる努力が、最低限でも必要ですよ。ほとんどの手法が、儲からないと思いますけどね。

オリコンに関する予想屋の発言を信じて損した人


それでも株式投資で利益を手にしたいのならば、当サイトでは、「うねり取り投資」「季節的なサイクルを利用した投資」をおススメします。

投資判断が簡単で中長期的な目線で投資するので、利益率も高く、売買タイミングを多少間違えても儲かるからです。投資手法の一つとして、ぜひ参考になさって下さい。



利益が増加に転じた。ボックス相場を期待し、株価が支持帯付近で買い場を探したい

各種ランキング情報を提供するオリコンは、コミュニケーション事業、モバイル事業、雑誌事業、データサービス事業の4部門が主要な収益源です。赤字部門を抱える企業が多い中で、全事業が黒字を維持している点は素晴らしいです。

オリコンのセグメント別の業績


ただし直近2年の営業利益推移を見てみると、フィーチャーフォンやスマホ向けに音楽を配信する稼ぎ頭のモバイル事業や、雑誌事業が縮小しております。利益の減少スピードが早いですね。

顧客満足度調査や、Webサイト運営による広告収入が収益となるコミュニケーション事業の育成に注力していますが、主力の利益減少分をカバーできるほどには成長していません。

オリコンのセグメント別の営業利益


有利子負債は9億、利益余剰資金は8億程度ですから、借金の負担は、そこまで大きくないかと思います。やはり主力事業の落ち込みをカバーする事業の育成が、オリコンの最大の課題ですね。

項目 内容 コメント
企業名(銘柄コード) オリコン (4800)
上場市場 東証JASDAQ
業種 情報・通信
株価 268円
単元株数と最低購入単価 100株:2万6,800円
時価総額 40億円
資本金 10億円
発行済株式数 1,512万株
浮動株数 444万株
利益剰余金 8億円
有利子負債 9億円
保有者比率 外国 0.3%
浮動株 29.4%
投信 0.1%
特定株 48.3%

ではオリコンの業績推移を見てみますか。やはり主力事業縮小の影響が多大に効いており、5年連続で売上・利益の減少が続いています。経営としては、踏ん張りどころでしょうか。

オリコンの業績


企業の収益体質を表す営業利益率も、下がり続けています。これまでは15%近くの高利益率だったのですが、現在では9%までに落ち込んでいます。まぁ、この水準でも、十分に利益出ているのですけどね。

主力の利益が減少しており、事業の柱を育成するためには投資が必要ですから、どうしても利益率が低下しますよね。

オリコンの営業利益率


次にオリコンが倒産する可能性のある企業なのか?判断する為にも、キャッシュフローの推移をチェックしてみます。

やはり気になるのは、営業CFが減少傾向を示している点でしょうか。毎年の現金収入を表す訳ですけど、5年前の水準に比べて半分になっていますからね。かなり台所事業が苦しいと思います。

前年は、積極的な投資で資金が必要になり、長期借入を増やしています。(財務CFがプラス)今年度で、手元資金を増やす為に固定資産を売却しています。(投資CFが大幅にプラス)。

この売却益で、借金を返済したようです。いますぐに問題は起きませんが、少し注意して推移を見守りたいですね。

オリコンのキャッシュフロー


ではオリコンと日経平均株価指数を比較した、下記チャートをご覧下さい。事業は黒字ですが、売上高の減少が続いており、オリコンの株価自体は停滞しています。日本市場が好調な時期であっても、株価が上昇していませんからね。

個別株投資のリスクを回避する為に、日経平均株価指数に連動するETFを採用しても良いと思いますよ。相場好調期であれば、かなりの確率で利益になります。

若しくは、上がる株にタダ乗りできるひふみ投信を活用する戦略も有りでしょう。上昇を続ける銘柄に投資した効果を、得る事が可能ですから。

オリコンのチャートと日経平均株価指数を比較 紺色線:オリコン ピンク色線:日経平均株価指数


なお最新の決算を見てみると、29年3月期第2四半期では利益が前年比24%増しですし、年間の営業利益予想も前年比で20%の増加見込みです。これまでの利益減少に歯止めがかかって、ようやく利益が上向き始めたと捉える事ができるかと思います。

オリコンの最新の決算短信


直近の株価のトレンドを調べてみても、ボックス園の支持帯である300円付近まで、株価が回復しています。

利益の増加が見込めるならば、ボックス相場を維持するか、上昇トレンドを再開するでしょう。今後もボックス相場が続く事を想定して、300円付近の支持帯で株を買っても良いかもしれません。

仮に上記指針に沿って2012年10月(320円)に1,000株を購入して、半年後の2013年4月(350円)に売却すると32万円の投資に対して、利益が3万円となりました。

利益率が9%程度ですから、儲けはイマイチな水準ですね。オリコンだけでなくて、他銘柄もチェックなさると良いでしょう。

オリコンの売買チャンス



2016年12月時点で管理人がチェックした情報・通信銘柄

オリコンの売買をする場合にお勧めの証券会社

オリコンを利用して株式投資をするのでしたら、下記の証券会社の中から好みに応じて使い分けると良いかと思います。

当サイトの一押し
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