暴落で下落トレンドに転換した大塚ホールディングス

急落でトレンドが崩れた大塚ホールディングスは、様子見する方針

大塚ホールディングスは、稼ぎ頭の医薬品の特許切れで主力事業の利益が減り続けています。新薬の売上は好調ですが、株価が冴えません。長期トレンドが崩れた銘柄の株価は、どこまで下がるか分からないので様子見する方針です。

大塚ホールディングス

大塚ホールディングスのポイント
  • 稼ぎ頭の抗精神病薬「エビリファイ」が2015年に特許切れ。
  • 8年継続した上昇トレンドが崩れて、下落トレンドに転換。
  • 今期業績は、増収増益見通しだが株価が冴えない。

(2019年5月11日更新)

上昇トレンドが完全に崩れたので、どこまで株が下がるか分からない

大塚ホールディングスは、2018年末の急落で2012年からの上昇トレンドが完全に崩れました。トレンドが崩れた銘柄の株価は上がりづらいと思っているので、僕なら手を出さずにしばらく様子見する方針とします。

大塚ホールディングスの事業内容


仮に、僕が大塚ホールディングスを保有していたらトレンドが崩れた時点で損切りします。株価の値動き的に、仕切り直しが良いと思うからです。



ヘルスケアをコア事業とする国内製薬業界の大手企業

国内製薬業界大手の大塚ホールディングスは、医療関連、ニュートラシューティカルズ関連、消費者関連、その他の4事業が収益源です。売上の7割近くの抗精神病薬を提供する医療関連事業が主力です。

大塚ホールディングスの売上比率


さらに健康の維持・増進を補助する飲料・食品(ポカリスエットなど)を販売する、ニュートラシューティカルズ関連事業も両輪事業の一つです。海外売上比率が5割を超えており、特に北米に強みがあります。



利益が減り続ける主力の医療関連事業の今後が鍵を握る

大塚ホールディングスの業績は、2016年に一度大きく落ち込んでいますが、ここ数年は増収増益が続いています。

大塚ホールディングスの過去の売上高・営業利益、1株当たり当期純利益の推移


ただ、主力の医療関連事業の利益が減り続けていることが気になります。2014年をピークに、営業利益が半減しています。主力事業以外の頑張りで直近3年が増益となっていますが、先行きが不安になります。

大塚ホールディングスの事業別の利益推移



大塚ホールディングスの2019年度業績は、増収増益見通し

2019年2月13日に発表された大塚ホールディングスの2019年度の業績見通しは、増収増益計画です。その割には株価が上がらず、トレンドが崩れて値下がり続ける状況が気になります。

大塚ホールディングスの今期業績


現在、稼ぎ頭だった抗精神病薬「エビリファイ」が2015年に特許切れとなり、前期の製品売上高が最盛期時の13分の1に減っている状況です。

今期は、複数の新薬が貢献して業績に好影響を与えているようですが、かつての稼ぎ頭程度のポテンシャルのある新薬としての確証が持てないことが株価の下落に繋がっていそうな気がします。



長期トレンドが崩れたら素直に撤退、株価の急落は簡単には止まらない

大塚ホールディングスは、2011年から右肩上がりで株が上がり続けていましたが長期の上昇トレンドが完全に崩れてしまいました。株価のトレンドは、継続する傾向にあるので、下落トレンドに転換した株を購入するのは危険だと思っています。

大塚ホールディングスの月足10年チャート


そのため、今は株を買わずに静観するスタンスとなります。上昇トレンドへの転換を確認した後に、投資を検討する程度で良いと思っています。

ところで、過去の大塚ホールディングスのように上昇トレンドが継続していれば、支持として機能するトレンド線まで株価が下落した際に買う方針で良いでしょう。

大塚ホールディングスの過去の購入タイミング


ただし、株価が反発せずトレンド線を下抜けして下落が続いた場合には、損切が必要です。今回の大塚ホールディングスであれば、まさに2018年末の下落が損切りすべきタイミングでしたね。



大塚ホールディングスの概要

・企業名(銘柄コード):大塚ホールディングス(4578)
・上場市場:東証1部
・業種:医薬品
・最低購入単価(単元株数):38万8,300円(100株)
・時価総額:2兆1,012億円
・利益剰余金:1兆2,293億円
・有利子負債:1,399億



2019年5月時点で管理人がチェックした医薬品銘柄

大塚ホールディングスの売買をする場合にお勧めの証券会社

大塚ホールディングスを利用して株式投資をするのでしたら、下記の証券会社の中から好みに応じて使い分けると良いかと思います。

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