株価が下落するアステラス製薬の株価予想

今期のアステラス製薬、減収減益なので、今は株を買わない方針

アステラス製薬は国内3位の大手製薬会社で、収益性がとても高く、黒字の会社です。1兆円近い利益余剰金もありますから、財務の問題も見当たりません。

ただし残念ながら3年連続で売上高が減少しており、今期に至っては、減収減益です。業績の低迷に伴って株価の下落が続いてますから、今は株を買うときではないですね。

アステラス製薬

アステラス製薬のポイント
  • 前期に比べて第2四半期は、減収減益。しかも通期業績予想を下方修正。
  • 3年連続で、売上減少。好調だった海外事業の売上が減少に転じ、減収減益に。
  • 業績低迷で株価は、下落トレンドに。今は、株を買う時では無い。

(2018年1月24日更新)

動画で解説、アステラス製薬の株価予想@2019年01月11日



国内3位のアステラス製薬は、市場が拡大する海外に望みを託す

アステラス製薬は、2005年に山之内製薬と藤沢薬品工業が合併して発足した大手製薬会社です。売上規模は武田薬品工業、第一三共に続く国内3位です。

旧・山之内製薬の泌尿器領域の医薬(ベシケア)、旧・藤沢薬品の免疫抑制剤(プログラフ)、がん領域製品が三大主力です。これら主力商品が売上の5割強を占めます。

アステラス製薬の主要製品


海外進出と共に海外売上比率が上昇し、2017年時点では、6割強にまで達しています。アメリカ、EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)の売上比率が高いです。成長著しいアジア・オセアニアの売上比率が小さいのは、意外ですね。

アステラス製薬の地域別売上比率



これまで好調だったアステラス製薬、今期の業績は減収減益

2017年第2四半期時点でのアステラス製薬の業績は、前年度に比べて減収減益となっています。売上高、営業利益ともに、前年割れですので、大幅な黒字とはいえ、株式投資の観点からは良くありません。

そもそも毎年、利益が増えて成長する企業の株が上がります。ですから黒字だとしても、利益が減ってしまう企業の株価は下がってしまうのです。

アステラス製薬の第二四半期業績


さらに2017年度の通期業績も下方修正しています。当初計画の売上に対して▲300億円、営業利益が▲180億円の減少となっています。当初の想定よりも業績の落ち込みが大きく、挽回できていないので良い状況とは思えないです。

アステラス製薬の通期業績予想



縮小する国内市場、3年連続で売上が減少し、厳しい経営がつづく

そもそもアステラス製薬の不振は、今期だけではなく、2016年頃から続いています。2016年をピークに売上高の減少が始まっており、3年連続で売上減見込みです。

長期的に売上・利益の減る傾向がある会社は、何か問題があると管理人は考えています。今までのビジネスモデルが通用しなくなったか、競争が激しくなったか、衰退期に転じた可能性があるからです。

アステラス製薬の業績推移


アステラス製薬の地域別売上高推移を見れば、減収減益の理由が見えてきます。一番の理由は、後発医薬品などの影響で、日本市場の売上が減り続けていることでしょうか。

これまでは、主力の国内市場の落ち込みを見越して、海外展開を推進、そして売上を伸ばしてきました。この海外売上が減少したことで、減収減益に繋がっています。

国内市場の成長は期待できませんから、海外事業の売上を伸ばせるのか、このあたりが今後の業績回復の鍵を握ると考えます。

アステラス製薬の地域別売上推移



業績の低迷がつづいている為、今は投資をするべき時期ではない

管理人は、売上・利益の減少する会社の株を買いません。業績が回復すれば、株価が大きく上昇する可能性は高いのですけど、その見極めの難易度がとても高いからです。

営業利益・当期純利益が増える会社の株を、市場の暴落で買うスタンスが、最もリスクが小さく、リターンが大きくなると考えています。

月足チャートを見ますと、業績が悪化するアステラス製薬は、株価も下り坂です。2015年をピークに、株価は下落トレンドに転換してますから。利益と株価は、連動する傾向がとても強いのです。

よって管理人は、今は株を買わずに静観します。では、いつまで待つのか。まずは前年に対して、今期の利益が増えるようになれば、投資を検討しようかと思います。

その後、上昇トレンドに沿って、株価が調整するはずなので、その暴落時に資金を投入するイメージでしょうか。

アステラス製薬の購入時期


なお2012年以降の業績拡大期の株価推移は、とても分かりやすいですね。増収増益で上昇トレンドが形成されてますから、年1回の下落時に株を購入するということです。

例えば、株価が下落した2013年10月の1,050円で購入して、春先天井の格言に沿って2014年3月に1,300円で、アステラス製薬の株を売却する取引になります。もし300株の取引ならば、31万円の投資で、利益が7万円(利益率22%)となる取引になります。

下落トレンドの株を買う行為は、リスクがとても高いですから、まずは前年に対して利益が増えているか、業績のチェックが大切です。



アステラス製薬の概要

・企業名(銘柄コード):アステラス製薬(4503)
・上場市場:東証1部
・業種:医薬品
・最低購入単価(単元株数):13万9,600円(100株)
・時価総額:2兆9,397億円
・利益剰余金:9,305億円
・有利子負債:0円



2018年1月時点で管理人がチェックした医薬品銘柄

アステラス製薬の売買をする場合にお勧めの証券会社

アステラス製薬を利用して株式投資をするのでしたら、下記の証券会社の中から好みに応じて使い分けると良いかと思います。

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