下落が止まらなぬ野村不動産、上昇トレンドに転換するかの大事な局面
金融関係者が提供する株価予想のような情報で儲かると思っている人は、カモ投資家の素質がある。予想屋が儲かっても、我々の資金が増える事は無い。
それよりも年に1回程度ある大チャンスの時にだけ投資する事が重要だ。株価予想に従うよりも圧倒的に楽に、大儲けする事が出来るだろう。
- 無茶な売買推奨をするような、株価予想は信じるな!
- 長期上昇トレンドよりも、株価が高い時期の投資は厳禁。
- 年末頃に底値になる特性と、暴落による安値が重なったら投資チャンス。
- 株価の先行きを確実に予測できないので、損切りする覚悟は必要。
大儲けする事よりも、資産を守る事を常に考えて行動しよう
(2015年10月18日公開)
博打に近い売買を勧める株価予想を信じても、資金は増えない
値動きが分からないから、株価予想のような投資情報に頼る人が多いと思いますが、本当に儲かると思いますか?そんな簡単に儲かれば、世の中は金持ちだらけです。
はっきり言って、株価予想を信じて売買を続けても資金が大きく増える事は無いと思います。具体的に株価予想の問題点を見てみる事にしましょうか。
評価者 | 実力 | 予想期間 | 結果 |
---|---|---|---|
田村祐一 | 勝率:50%(1勝1敗) | 2014/11/4~28 | 売:外れ |
「Yahoo!投資の達人」、「Yahoo!投資の達人・プレミアム」に関する、下記の評価コンテンツも参考にして下さい
参考コンテンツ:Yahoo!投資の達人の実力を検証!!
3万円の損失を出した、田村氏の売り予想

それでは田村祐一氏による、1カ月間の株価予想を見てみましょう。業績悪化が予想され「売」推奨のようです。予想が外れて40万円の投資で、損失は3万円です。
業績悪化の傾向があっても株価が上がっていますから、本当に短期の値動きを当てる事は難しいですね。そもそも好業績を叩き出しても、短期的には暴落するのが日常茶飯事である事を考えると、ギャンブルのような取引にしか見えません。
本当に勝算があったのか、疑問になってきます。勝率が低い株式投資は、博打と変わらないです。怖いですね~。

多数の株価予想を見てきたのですが、基本的に予想屋が提供する投資情報は、無茶な売買推奨が非常に多いと感じます。特に高値園でエントリーさせられて大損する事例など、痛い目に合う人が多いです。

無責任な金融関係者が提供する情報を信じていると、世界同時株安のような有事の際に、大損する事になるかと。このような株価予想なぞを信じても、資金が増える事は無いでしょう。
それよりも個人投資家の強みを生かして、本当にチャンスがある時にだけ投資すれば良いのです。直感的に投資判断が出来そうだと思える銘柄と、戦略を活用するべきですね。 「うねり取り投資」、「季節的なサイクルを利用した投資」のような手法を参考にすると良いでしょう。
チャンスが過ぎ去った後であり、高値園での投資は厳禁
野村不動産ホールディングスは、主力の住宅事業、賃貸事業の他に、資産運用事業、仲介事業、運営管理事業など多くの収益源があります。特に賃貸事業の売上規模は比較的に小さいのですが、利益が大きく家賃収入の魅力の高さを感じる所です。
項目 | 内容 | コメント |
---|---|---|
企業名(銘柄コード) | 野村不動産ホールディングス(3231) | |
上場市場 | 東証1部 | |
業種 | 不動産業 | |
株価 | 2,478円 | |
単元株数と最低購入単価 | 100株:24万7,800円 | |
時価総額 | 4,747億円 | |
資本金 | 1,163億円 | |
発行済株式数 | 1億9,159万株 | |
浮動株数 | 1,647万株 | |
利益剰余金 | 1,697億円 | |
有利子負債 | 6,711億円 | |
保有者比率 | 外国 34.2% 浮動株 8.6% 投信 4.2% 特定株 51.3% |
過去5年程の業績も、利益が右肩上がりで成長しており、安心感がありますね。利益の変動が激しい企業と比べると、投資する側も心理的なストレスが少ないかと。

では具体的にチャートを見て、投資判断を考えてみましょう。長期的な目線で見ると上昇トレンドを維持しています。2015年8月末の暴落は、投資チャンスでしたね。
長期のトレンドラインまで暴落したのと、結構な頻度で年末頃が底値になるパターンが強い銘柄ですから、リスクを取る価値がありました。
今回は大きく再上昇を開始していますが、株価の先行きは誰にも予想出来ないので、損切りする覚悟は必要です。予め撤退する価格を決めないと、巨額な損失になりがちですからね。
なお赤印ゾーンのように株価が上がっているところでは、投資厳禁です。高値園での売買は、破滅的な損失を出す事になります。
もしも上述の投資スタンスで、2014年末頃(1,750円)に資金を投入して、半年後の2015年4月頃(2,300円)に売却していると、35万円の投資に対して、利益は11万円です。 株価予想を信じて売買するよりも、圧倒的に楽に大儲けする事が出来ますよね。

野村不動産ホールディングスと日経平均株価指数の株価を比べてみると、似たようなパフォーマンスを叩き出しています。多くの銘柄が上がっている時には、せめて市場平均並みに上がる株に資金を投じたいものです。
株価が上がらないクソ株を掴むリスクを排除したければ、
日経平均株価指数並に上がるETFを活用する戦略もお勧めです。

紺色線:野村不動産ホールディングス ピンク色線:日経平均株価指数
なお過去の値動きもチェックしてみると、年末頃に底値になって、年明け後に天井になる傾向が強いですね。このように毎年似たような値動きが起きやすい銘柄を、利用すると手堅く儲かります。
株価の底値園や高値園の時期やタイミングが分かり易い銘柄を利用すると良いでしょう。参考にしてみて下さい。

2015年12月時点で管理人がチェックした不動産業 銘柄
フジクラの評価・感想
プロスペクトの評価・感想
日本エスコンの評価・感想
オープンハウスの評価・感想
サンフロンティア不動産の評価・感想
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野村不動産ホールディングスの売買をする場合にお勧めの証券会社
野村不動産ホールディングスを利用して株式投資をするのでしたら、下記の証券会社の中から好みに応じて使い分けると良いかと思います。
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