日本たばこ産業(JT)の株価下落理由

1株利益が下げ止まらない日本たばこ産業(JT)は、まだ様子見判断だ

たばこ世界シェア3位の日本たばこ産業(JT)は、1株利益の減少と共に株価の下落が止まりません。長期目線で割安に感じられる株価水準ですが、短期で下落トレンドが上昇転換しておらず、買い判断が難しい状況です。

日本たばこ産業(JT)

日本たばこ産業(JT)のポイント
  • 第1四半期は前年比増益で好調だが、通期業績が減収減益予想。
  • 4年連続で1株利益が下がり続けるので、まだ弱気判断。
  • 第1四半期の好成績が維持され上方修正されれば、株が反転上昇に転じそう。

(2019年4月29日更新)

中期下落トレンドの転換見極めが難しく、JTの投資方針は様子見

日本たばこ産業(JT)の株価は、2016年1月以降から下落が止まる気配が見えません。日足1年での直近抵抗線(赤点線)を上に抜けれず、下落トレンドが継続しています。

2019年1月以降、NYダウや日経平均は上昇していますが、JTの株価が上昇トレンドに転換できずにいます。中期で下落する銘柄の大底反発を狙うのは極めて難易度が高いので、僕ならまだ投資しません。

週足20年のチャートを眺めてると、そろそろ反発して上昇しそうにも見えるのですが。今期の通期業績見込みは減収減益予想ですし、無理をしたくないという感覚です。せめて、日足でトレンド転換を見極めてから購入したいですね。

日本たばこ産業(JT)の日足1年チャート


もしも、僕がJT株を中期売買目線で保有しているならば、2018年末の暴落の大底(青点線)を損切り価格に設定します。いまのところ、この大底の価格帯が支持の価格として機能しそうだからです。



日本たばこ産業(JT)は、世界3位のたばこメーカー

日本たばこ産業(JT)は、世界130か国以上でたばこを販売する世界販売シェア3位のたばこメーカーです。メビウス(旧マイルドセブン)、セブンスターなどが有名です。海外の大手たばこ会社を買収し、海外売上の収益拡大に注力しています。

日本たばこ産業(JT)の売上比率


売上の6割は海外たばこ事業、約3割を国内たばこ事業が占めています。国内外のたばこ事業で売上の9割を稼ぎます。財務大臣が筆頭株主という特殊な銘柄でもあります。



JTの1株利益が、4年連続で低下し続ける

日本たばこ産業(JT)は、営業利益率が20%を超える超高収益企業です。今期含め5年連続で、20%超の利益率は素晴らしいです。ただ、僕は利益率より営業利益、1株利益の推移に注目しています。

利益が増えているのか、という視点で日本たばこ産業(JT)はイマイチです。2015年以降、1株利益が減少しているからです。

日本たばこ産業(JT)の過去の売上高・営業利益、1株当たり当期純利益の推移


1株利益と株価には強い相関があると思っているので、利益が下がり続ける銘柄には積極的に手を出したいとは思えません。高収益企業だとしても利益が減れば、株価は下がります。



日本たばこ産業(JT)の2019年通期は、減収減益見込み

2019年4月26日に公表された日本たばこ産業(JT)の2019年度 第1四半期の決算発表では、2019年度の通期連結業績予想が減収減益見込みとなりました。1株利益も減少しています。(前年の1株利益215円)

日本たばこ産業(JT)の今期通期業績


今期、減収減益見込みですので、シンプルに考えたならば投資候補から外す方針となります。ただ、第1四半期のみに注目すると前年比で減収増益となっています。

日本たばこ産業(JT)の第一四半期業績


前年より業績の改善が進み、通期予想も上方修正されて利益が増える見込みになれば、投資候補としても良いかもしれません。いずれにしろ、判断が難しいなぁと思うので様子見方針です。



超長期チャート推移では買い場に見えそうだが、業績面が不安

ところで、日本たばこ産業(JT)の超長期のチャートを眺めていたら、株を買いたくなります。月足30年のチャートに株価のトレンド線赤点線)を描いてみると、そろそろ買い場のポイントになりそうに見えるからです。

日本たばこ産業(JT)の月足30年チャート


ただ、今期は減収減益で1株益も下がるので、まだまだ株価が下がる可能性があります。(僕が株を買う判断指標の一つは、前期比で1株益が増えること)

とはいえ、1Qは前年比増収増益ですし、今後の業績が上方修正となれば、利益が増えて1株益が前年比で増える可能性もあります。その場合は、株が上がりそうです。

日本たばこ産業(JT)の日足1年チャート


中期で下落トレンドが続いているので、日足ベースでトレンドが転換した瞬間を狙いたいですね。

抵抗線(赤点線)を上に抜けた瞬間でしょうか。いまなら、2800円くらいですね。いずれにしろ、現時点では、無理をして買わなくても良いかなと思っているので静観する方針としています。



日本たばこ産業(JT)の概要

・企業名(銘柄コード):日本たばこ産業(JT)(2914)
・上場市場:東証1部
・業種:食料品
・最低購入単価(単元株数):25万7,600円(100株)
・時価総額:5兆7,580億円
・利益剰余金:2兆6,603億円
・有利子負債:9,777億円



2019年4月時点で管理人がチェックした食料品銘柄

キユーピー
日本ハム
ヤクルト本社
日清製粉グループ本社
味の素

そのほかの銘柄をチェックしたい人は、
銘柄名あるいは銘柄コードを入力して検索できます

日本たばこ産業(JT)の売買をする場合にお勧めの証券会社

日本たばこ産業(JT)を利用して株式投資をするのでしたら、下記の証券会社の中から好みに応じて使い分けると良いかと思います。

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