All Aboutの推奨株主優待銘柄の評価・2015年2月版

20%を超える利回りは、まやかしに近い

All Aboutでは、多くの達人達によって株主優待銘柄が推奨されています。本コンテンツではAll Aboutが推奨する2015年2月に権利が確定する株主優待銘柄の魅力を精査してみる事に致します。

All aboutの推奨株主優待銘柄2015年2月

参考:All About の株主優待情報より


20%を超える利回りの銘柄があると豪語されていますからね!非常に期待できます。

株主優待を狙った投資は、インカムゲインを狙う手法ですから、上述のような利回りが本当に達成できるのであればお宝銘柄ですね。

(2015年8月2日公開)

首都園で生活している方であれば、東武ストアの株主優待メリットあり

株主優待銘柄として推奨されている東武ストアの配当+株主優待利回りは、7.6%と非常に魅力的な水準に見えます。

スーパーマーケットで利用できる割引券になりますから魅力的なのですが、問題は首都園にしか利用できる店舗が無い点でしょうか。配当利回りだけであれば2%以下の水準に激減しますから、全てのお人にお得な銘柄では無いですね。

項目 内容 備考
銘柄名(銘柄コード) 東武ストア(8274)
予想配当 +
予想優待売却利回り
7.6% 2014/12/22時点で
275円で購入した場合
優待サービスが
不要な場合の利回り
(配当のみ)
1.8% 1株当り5円
優待内容 1万6000円相当の割引券
(100円相当×160枚)
1,000株以上

東武ストアの株主優待は、1枚100円相当の割引券が年間で160枚貰えます。1000円以上のお買い物でご利用できますから、16万円以上の買い物が必要です。

東武ストアの株主優待サービス

東武ストアは、生鮮・食品を中心に衣料品、日用品などを販売しているスーパーマーケットです。下記のように東京都、埼玉県、千葉県の首都圏で展開しているようです。

東武ストアのエリア

近所に東部ストアがあり、日常的にご利用なさっている御方であれば、年間に16万円程度の買い物はしそうですから優待メリットはありそうですね。

ですが不要な商品を無理やりお買い上げする必要があるのであれば、会計の足しになる処か無用な出費が増えるだけです。株式市場に参加するリスクも背負っている訳ですから、慎重に考えたい銘柄ですよね。

日常生活の品々を、イオンでご購入すればメリット大

イオンが提供する株主優待サービスと配当利回りの合計は、11.5%ですから非常に魅力的です。生活周りの全てをイオンで買いそろえる事が出来るのであれば、確かにメリットはあるでしょう。

ただし配当利回りだけで見ると、年間で2%程度の利回りです。必ず年間で一定額以上の買い物をイオンでする必要があると考えると、少し扱い辛いとも感じますね。

イオン
項目 内容 備考
銘柄名(銘柄コード) イオン(8267)
予想配当 +
予想優待売却利回り
11.5% 2014/12/22時点で
1181円で購入した場合
優待サービスが
不要な場合の利回り
(配当のみ)
2.3% 1株当り28円
優待内容 お買い物金額の3%をキャッシュバック (半年でお買い物金額は100万円まで) 100株以上

※月間3万円の買い物を想定(年間36万円相当のお買い物が必要)
1万800円相当の割引を想定して計算


具体的には、イオンの株式を購入すると株主優待サービスとしてオーナーズカードを獲得出来て買い物金額の3%がキャッシュバックされます。

イオンの株主優待カード

イオン自体は全国に店舗がありますから、地方在住者であってもメリットを享受できます。大家族の方が、イオンで一括して生活用品周りを揃えるのであれば非常に魅力的な銘柄でしょう。

ただし一定額の以上のお買い物が必要である点が一番のネックです。想定する利回りを達成する為に無用な買い物をするのであれば、それは浪費である訳です。自由に使えて、貯蓄性のある現金が貰える訳では無い点には注意が必要だと思います。

文教堂グループホールディングスの熱狂的ファン以外にはお得感が無い

お得な銘柄第1位に選ばれたのは、文教堂グループホールディングスです。配当+株主優待の総利回りは驚きの23.5%です。

文教堂グループホールディングス

ただし毎月かなりの金額のお買い物(月1万円を想定)を文教堂でする必要がある為に、管理人は魅力的には見えません。そもそも配当利回りだけでみると、無配状態ですから利回り0%です。

項目 内容 備考
銘柄名(銘柄コード) 文教堂グループホールディングス(9978)
予想配当 +
予想優待売却利回り
23.5% ※ 2014/12/22時点で
255円で購入した場合
優待サービスが
不要な場合の利回り
(配当のみ)
0% 1株当り0円
優待内容 文教堂で現金でのお買い物
5%割引優待カード
(回数、金額の制限なし)
100株以上

※年間現金で12万円分のお買い物をして、6000円相当の割引を想定

文教堂は書籍や雑誌、文具、PCソフト、音楽CD、ゲームソフトなどを販売しています。しかも店舗が全国にある訳では無いです。加えて、近年はアマゾンなどのインターネット通販で気楽に且つ安く買いそろえる事が出来る時代です。

熱狂的な文教堂ファン以外の一般市民の方が、毎年かなりの金額のお買い物を文教堂でする事は無駄な出費が増える事になりそうです。家計的には、大きな出費をし続ける訳ですから家計の助けになりそうとは思えないです。

無用な消費をした挙句、相場暴落で株式の損失も被るような事になってしまったら後悔しそうですね。

多額の出費(お買い物)が必要になる株主優待サービスには注意しよう

世の中の多くの株主優待サービスは、多額のお買い物をしないと割引サービスなどを受ける事が出来ません。つまり下手をすると無用な浪費をして初めて優待メリットを受けられるとも考える事が出来ます。

更に株主優待サービスをフル活用出来ない場合は、下記のように配当利回りの水準はイマイチに感じてしまいます。

銘柄名 配当+優待
利回り
配当のみ
1位 文教堂グループホールディングス(9978) 23.5% 0%
2位 イオン(8267) 11.5% 2.3%
3位 東武ストア(8274) 7.6% 1.8%

株主優待サービスを永久に使いづけるとお考えになっている方もリスクを伴います。企業業績の悪化で優待サービスの改悪や、株券が紙くずになってトータルで損失になる可能性もある訳です。
参考コラム:株主優待銘柄を長期保有して痛い目にあった事例


表面的な利回りに惑わされる事なく、魅力的で活用する価値のある株主優待サービスを提供している企業の銘柄に資金を投入しましょう。

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