All Aboutの推奨株主優待銘柄の評価・2014年10月版

高利回りの推奨銘柄には、万人にとって価値が無い事が判明

2014年10月権利確定の株主優待銘柄として、All aboutから多数の推奨銘柄がご紹介されています。利回りが20%を超える水準だと記載されていますが、管理人は逆に問題がありそうで不安になりますね。

All aboutの推奨株主優待銘柄2014年10月権利確定

参考:All About の株主優待情報より


このような業界関係者の記事を見ると、本当に我々にとって価値がある銘柄なのか非常に気になる所です。当サイトで、しっかりと中身を精査したいと思います。株主優待銘柄探しの御参考にして頂ければと思います。

(2015年8月10日公開)

日本ハウスホールディングス(1873)の株主優待・缶ビールセットは悩ましい

All aboutで推奨されている日本ハウスホールディングスの配当金+株主優待の総利回りは、約4%です。必要な投資資金は、53万円程度と投資額は比較的に大きいです。

日本ハウスホールディングス

注文住宅の大手企業になる訳ですが、株主優待は自社関連会社製品である「缶ビール12本セット」が貰えます。サラリーマンのお父さんがご自宅で晩酌をする御家庭は多かと思いますから、魅力的ではあります。

比較的に多くのお方にとって価値がある銘柄であると思えますから、推奨できる銘柄かと感じますね。

項目 内容 備考
銘柄名(銘柄コード) 日本ハウスホールディングス(1873)
予想配当 +
予想優待売却利回り
3.93% ※ 2014/8/22時点で
535円で購入した場合
優待サービスが
不要な場合の利回り
(配当のみ)
3.3% 1株当り18円
優待内容 自社関連会社製品
(缶ビール12本セット)
1,000株以上

※「小麦のビール缶 12本セット」を獲得したケースを想定
(株主優待を3000円で評価)

トップカルチャー(7640)の図書カードであれば、何とか価値でるかな

投資資金15万円程度で、配当金+株主優待の総利回りが4.4%のトップカルチャーは、超低金利の銀行預金に比べると遥かにお得に見えなくもないです。

トップカルチャーの株主優待券

気になるのは優待券自体が、トップカルチャーの店舗(書籍、CD、DVDなどの複合店、鳶屋書店等)で利用できるレンタル優待券という点です。店舗自体も新潟県、長野県、東京都、神奈川県、群馬県、埼玉県、宮城県と特定の地域のみです。

図書カードも選べますが、利回りが下がります。書籍購入であれば、年間に1冊程度はご購入されると思いますから万人向けでしょうか。図書カードを狙ってご投資するのがベストでしょうか。

項目 内容 備考
銘柄名(銘柄コード) トップカルチャー(7640)
予想配当 +
予想優待売却利回り
4.4% ※ 2014/8/22時点で
488円で購入した場合
優待サービスが
不要な場合の利回り
(配当のみ)
3.0% 1株当り15円
優待内容 レンタル優待券
(2,000円相当) または図書カード
(1,000円相当)
300株以上

※ レンタル優待券(2000円相当)を獲得したケースを想定

トーシン(9444)の株主優待は、やっぱり微妙

2014年10月権利確定の株主優待銘柄で、第1位として推奨されているトーシン(9444)、実は依然もAll Aboutで推奨されています。

参考記事: 2015年4月権利確定・株主優待銘柄の高利回りに惑わされるな!

詳細は上記コンテンツを御参考になさって頂きたいのですが、異常に高い利回りに惑わされて当銘柄に資金を投入しても、ほとんどのお方には魅力が無い株主優待サービスです。

項目 内容 備考
銘柄名(銘柄コード) トーシン(9444)
予想配当 +
予想優待売却利回り
20.8% ※ 2014/8/22時点で
576円で購入した場合
優待サービスが
不要な場合の利回り
(配当のみ)
3.4% 1株当り20円
優待内容 携帯電話割引券、ゴルフ場プレー特別料金、ゴルフ場平日1R無料招待 100株以上

※ 携帯電話割引券、ゴルフ場プレー特別料金、ゴルフ場平日1R無料招待を獲得したケースを想定(合計1万円で評価)

表面的な利回りが高い株主優待銘柄ほど、万人向けの価値あるものでは無い

当コンテンツでご解説したように配当金と株主優待の総利回りが非常に高くて魅力的に映ったとしても実用的では無い上に家計の足しになる処か、散財する羽目になるものが多いでしょう。

更に株主優待を上手にご利用出来ない場合は、配当金のみになってしまい利回り水準も劇下げします。株主優待銘柄を採用する際には利回りも重要ですが、提供している株主優待の価値が本当に魅力的なのか精査する事が最も大切です。

銘柄名 配当+優待
利回り
配当のみ
1位 トーシン(9444) 20.8% 3.4%
2位 トップカルチャー(7640) 4.4% 3.0%
3位 日本ハウスホールディングス(1873) 3.93% 3.3%

その上、株主優待目的だからと永久保有した事で長期間、含み損になる可能性もある訳ですからね。一度資金を投入して、回収できない状態に落ちる可能性も十分にあります。

参考コラム:株主優待銘柄を長期保有して痛い目にあった事例

金融関係者の煽るような記事を見て、すぐに株式投資を始めないと!とお考えになる前に冷静になって投資スタンスや採用する銘柄を選ぶ事が成功する第一歩となるでしょう。

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