全国保証の株を買うべきか?

全国保証の評価・解説

全国の市民向けに住宅ローンの保証サービスを提供する全国保証。独立系では、最大手。ローン保証業務の事業拡大が順調で、増収増益が続く。

ただし株を買うなら市場全体の暴落につられて、全国保証の株価が値下がりした時を狙いたい。優良株でも高値で買うと損する可能性が高まるので注意が必要。

全国保証

全国保証で儲けるポイント
  • 信用保証(住宅ローンの連帯保証)サービスを提供する独立系の最大手企業。
  • 全国展開しており新規の保証件数、保証債務残高が右肩上がりで増加。
  • 無借金経営で潤沢な利益余剰金あり。財務良好な優良企業。
  • 一定の価格帯で株が上がる。支持帯付近まで株が下落するのを待ちたい。

飛び乗る行為は身の破滅を招く。資金を守りながら、投資チャンスを待ちたい。

(2017年5月4日公開)

業績好調。ボックス的な動きをしながら株が上昇。支持帯まで株価が下落したら、購入を検討したい。

全国保証は住宅ローンの連帯保証をする企業です。独立系の信用保証としては、最大手企業です。個人の連帯保証人が不要で、利用者の信用を高めるサービスを提供します。

借入人がローンを返済できない時、全国保証が一時的に返済(代位弁済)します。ただし借入人は、最終的に全国保証へ借金を返済します。

全国保証の事業内容


通常、住宅ローン業界の保証会社は金融機関の子会社が多いです。しかし全国保証はどの機関にも属しておらず、強い独立性を生かした事業展開が特徴です。

全国13店舗で営業を行っており、銀行・信用金庫・信用組合・JAなど金融機関の全業態と提携。金融機関の提携先も増え続けています。

全国保証の提携金融機関推移


ローン保証業務は拡大し新規保証受付件数、保証債務残高の増加が続きます。さらに代位弁済金額(一時的に借金を肩代わりして、支払うお金)の減少が続き、収益は改善。

全国保証の新規保証受付件数、保証債務残高推移


ただし不景気になれば、ローンを支払えない人が増えて、代位弁済金額が増えるはずです。その場合、収益が悪化する事になりますので、常に高収益を維持すると考えないほうが良いでしょう。

とはいえ無借金経営を続ける優良企業という点は魅力的です。

項目 内容 コメント
企業名(銘柄コード) 全国保証 (7164)
上場市場 東証1部
業種 その他金融業
株価 3,940円
単元株数と最低購入単価 100株:39万4,000円
時価総額 2,713億円
資本金 813億円
発行済株式数 6,886万株
浮動株数 185万株
利益剰余金 701億円
有利子負債 0億円
保有者比率 外国 35.5%
浮動株 2.7%
投信 5.4%
特定株 44.0%

全国保証の業績推移をご覧ください。住宅購入者が増え全国保証のサービスも好調です。景気が急激に悪化しない限りは、今後も堅調な業績を維持するでしょう。

全国保証の業績


注目は収益性です。過去3年の経常利益率(営業利益率のような指標)を計算してみました。ここ2年は80%を超える利益率でして、超儲かっています。そもそも研究開発も不要ですし、ビジネス構造的に収益性が高くなりやすいのです。

全国保証のキャッシュフロー


念のために全国保証の資金繰り状況もチェックしておきましょう。キャッシュフローの推移を拝見する限り、今のところ問題を感じません。

営業CFがプラス且つ、増加推移で収入面には問題なし。投資CFの支出要因のほとんどは投資証券を買い付ける為の支出や、定期預金への預け入れです。

ビジネスモデル上、集めた資金の運用が必要ですので致し方ないかと。現金同等物も増加していますし、特に気になる事は無いです。

全国保証のキャッシュフロー


財務やビジネス構造が素晴らしいので全国保証の株を買いたいです。ですがその前に、株価と強い相関のある営業利益や、1株利益の動向のチェックが必須です。決算短信掲載の業績予想をご覧ください。(下記情報は古い為、最新の決算短信を調べて下さい)

営業利益は若干の減少ですが、1株当たり当期純利益が微増。ボックス相場が続くのかと思える業績状況です。ただボックス園の中で利益を狙う戦略も良いです。チャートを見た上で、投資チャンスがあれば買ってみたいですね。

全国保証の来期業績


では買い場を探すため全国保証の長期チャートを分析します。株価は上昇トレンドを維持。株価が急上昇した時期がありましたが、一定の値幅の価格帯で上下動しながら株が上がっています。

比較的に株価の値動きがイメージしやすい銘柄です。業績が良ければ支持線付近で株を購入し、抵抗線付近の価格帯で売却する投資戦略となります。

最高のタイミングで株を買うための3つのステップを参考に買い場を探してみてください。管理人は更に「うねり取り投資」を応用して、投資タイミングを絞ります。

例えば2016年2月(3,000円)に購入し、抵抗線の価格に達した2016年4月(4,000円)に売却すれば、30万円の投資で利益が10万円。利益率は33%と十分な収益率です。

注意点が3つ。支持線を基準に考え明らかに高値(赤色エリア)では、株を買わない事。更に相場は何が起きるか分からないので、必ず事前に損切価格を決めておくこと。

最後に最低購入単価が30万円を超えているので、SMBC日興証券が提供するキンカブサービスを活用して少額取引をするなどのリスク管理をおススメします。

なお現時点の株価は、微妙な水準です。リスクの割に儲からない可能性が高いので、管理人なら静観します。無理して株を買わず、資金を守る事も大切です。

全国保証の売買チャンス  



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全国保証の売買をする場合にお勧めの証券会社

全国保証を利用して株式投資をするのでしたら、下記の証券会社の中から好みに応じて使い分けると良いかと思います。

当サイトの一押し
 知名度No1で取引手数料が安い。口座開設で2000円貰えます。:SBI証券
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