ライフネット生命保険の株を買うべきか?

ライフネット生命保険の評価・解説

ライフネット生命保険は、インターネット専業の生命保険会社です。創業以降、赤字が続きます。現在は、2018年度を黒字化ターゲットに設定した事で、株価も上昇トレンドに転換しました。

しかし業績の良い会社が調整で、株価が割安になった時に買う手法が得意な管理人は、好んで手を出そうとは思いません。

ライフネット生命保険

ライフネット生命保険で儲けるポイント
  • 低価格で「分かりやすい生命保険」を、ネットで販売するビジネスモデル。
  • 創業後、ずっと赤字が続いていたが、2018年にようやく黒字化見込み。
  • しかしネット販売は、限界か。対面販売を事業の柱に、追加する方針。
  • 長く株価が停滞していたが、上昇トレンドに転換した兆しあり。

高成長性を期待できないと思うので、管理人なら他の有望銘柄を探す

(2017年7月10日公開)

2018年度の黒字化を株価が織り込み、上昇トレンドに転換。だが管理人の基本方針は、様子見とする。

ライフネット生命保険は、インターネット専業の生命保険会社です。従来の生命保険は、保険商品の中身が難解。保険料が割高。そして保険の手続きが、非常に面倒でした。

それら生命保険業界の問題を解決する為に創業した会社です。従来の生命保険に対し、商品の「わかりやすさ」とネット販売による低価格を武器に事業を行っています。

ライフネット生命保険の特徴


しかし2006年創業後から、赤字が続きます。最新の中期計画では、2018年度に経常損益の黒字化を目標にしています。黒字化まで、あと一歩という所でしょうか。

ただし事業戦略の項目に「インターネット直販」「KDDI(提携専属代理店)」「対面代理店」を柱にすると、明記されている点が気になります。

ライフネット生命保険の中期計画


なぜならネット販売で経費が抑えられ、低価格の生命保険を実現したからです。仮に従来の保険会社同様に対面で生命保険を販売すれば、人件費等のコストの影響で、儲からないはずです。

ライフネット生命保険の保険料の仕組み


対面で販売すれば売上は上がるでしょうが、利益が少なく、黒字化しても今後の成長性に疑問を感じるところです。インターネット専業の限界なのでしょうか。

項目 内容 コメント
企業名(銘柄コード) ライフネット生命保険(7157)
上場市場 東証1部
業種 保険業
株価 403円
単元株数と最低購入単価 100株:4万300円
時価総額 206億円
資本金 121億円
発行済株式数 5、114万株
浮動株数 383万株
利益剰余金 ▲111億円
保有者比率 外国 19.8%
浮動株 7.5%
投信 4.0%
特定株 71.4%

下記、ライフネット生命保険の業績推移をご覧ください。前述したように売上(経常収益)の増加に対して、赤字が続いています。

ライフネット生命保険の業績推移


しかしライフネット生命保険は、2018年を経常損益の黒字化に設定しています。さて、この経営目標が本当に達成できるのか。下記掲載の実質的な経常損益、過去4期の推移をご覧ください。

まず過去2年で実質的な経常損益が、黒字化している事はポイントです。その上、来期以降は113条償却額がゼロになります。

であれば2018年度までには、黒字化を達成できそうです。そもそも生命保険会社の商売は、ストック型のビジネスですしね。急に収益が、激減する事はありません。

ライフネット生命保険の実質的な経常損益、過去4期の推移


所でライフネット生命保険は、赤字が続いているので、資金繰り状況が気になります。赤字という事は、資金が不足するはずだからです。

倒産する可能性のある企業なのか。判断するために、キャッシュフローをチェックしてみましょう。直近2年に注目してみます。

そもそもライフネット生命保険の当期最終利益は、赤字です。しかし責任準備金と投資活動・財務活動関連の資金が潤沢で、営業CFの大幅な黒字が続いています。

※責任準備金とは、将来の保険金・給付金の支払に備え、保険会社が保険業法で保険種類ごとに積み立てることが義務づけられている準備金のこと。


そして投資CFの支出要因のほとんどが、資産運用活動費(有価証券の取得費用)となります。事業運営に関係しそうな有形・無形固定資産の取得費用は、非常に少ないです。

不足する資金は、株式発行で調達しています。よって財務CFは、プラスです。市場から資金を調達できているので資金繰りは、問題ないと判断して良さそうです。

ライフネット生命保険のキャッシュフロー


気になるのは、ライフネット生命保険の株価です。今期を含め、売上高は伸びていますが、赤字が続いています。ここで過去5年のライフネット生命と日経平均株価指数を比較した下記週足チャートをご覧ください。

市場絶好調に関わらず、ライフネット生命保険の株価が長期停滞する点に注目です。業績赤字なら、株価は下がり続けます。その典型的な銘柄だと言えます。

よって業績が悪い銘柄ではなく、業績好調な銘柄を探す方が良いです。もしも市場が好調であれば、日経平均株価指数に連動するETFを購入しても良いでしょう。

ライフネット生命保険のチャートと日経平均株価指数を比較 紺色線:ライフネット生命保険 ピンク色線:日経平均株価指数


さて今期の業績予想は、下記の通りで、若干の赤字見込み。今後、黒字を達成すれば、株は上がるでしょうが、管理人は赤字銘柄の株を買いたくないです。

ライフネット生命保険の来期業績予想


ただ直近の株価は、ライフネット生命保険の業績黒字化を織り込みだしています。これまでの下落トレンドが、転換し、上昇トレンドを形成しつつあります。

よって積極に売買しようとは思いませんが、仮に黒字化による株価上昇を狙うのであれば、支持として機能している上昇トレンド線付近で、株を買うべきでしょうね。

ライフネット生命保険の売買チャンス



2017年7月時点で管理人がチェックした保険業銘柄

ライフネット生命保険の売買をする場合にお勧めの証券会社

ライフネット生命保険を利用して株式投資をするのでしたら、下記の証券会社の中から好みに応じて使い分けると良いかと思います。

当サイトの一押し
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