ソニーの株を買うべきか?

ソニー株を買いたい気持ちをグッと堪え、次の投資チャンスを待つべき

創業の原点に回帰し、規模でなくて違いを追求し始めたソニー。事業の構造改革も進めており、今期は全事業で黒字化を達成。とても業績が好調です。

一時期のリストラの嵐を忘れそうになります。ただ、今の株価が高すぎるので、ここから株を買うのはリスクが高いです。株価の調整を待ちたいですね。

ソニー

ソニーのポイント
  • 第2四半期、前期比で営業利益は約4倍の増加。特に最終利益の伸びが大きい。
  • 年間業績予想も上方修正。営業利益は1,300億円、最終利益は1.5倍の増加。
  • ただし今の価格は、高すぎる。株価の調整で、買い場が訪れるのを待ちたい。

(2017年11月18日更新)

規模を追わず、違いを追求しており、ソニーの原点に回帰

ソニーは、映像・サウンドを中心に幅広い事業を展開しています。ソニーといえば、テレビやオーディオ機器などが、我々に身近で分かりやすいですね。

プレイステーションを起点とするビジネス部門、映画・音楽関連事業など、映像やサウンドを通じて体験サービスを提供するビジネスも重要な収益源です。

実は銀行、生命・損害保険などを扱う金融事業が高収益部門として、ソニーを支えているのは、意外と知られていないと思います。


・テレビ&ビデオ事業:映像とサウンドで、人々の体験を革新。
・オーディオ事業:ウォークマン・ホームオーディオなどの幅広い製品を展開。
・デジタルイメージング事業:一眼カメラ・スチルカメラなどを展開。

・スマートフォン・インターネット事業:音楽、映像などの体験をユーザーに提案。
・ゲーム&ネットワークサービス事業:プレステプラットフォームビジネスを展開。
・映画事業:映画・テレビ番組の製作・買付・配給、放送・配信チャンネル運営など。

・音楽事業:アニメ・ゲーム等のコンテンツ・ソリューション・ライブビジネスなど。
・金融事業:生命保険、損害保険、銀行、介護事業などの事業を展開。

ソニーの事業内容


ソニーと言えば、ウォークマンなどの革新的な商品で成長してきました。しかし、その後、主戦場と言える一般消費者向けの家電分野で、苦戦を強いられてきました。

そんな中、数年前からソニーの原点に回帰する。という方針で、「規模を追わず、違いを追う」方針に切り替え、事業を改革しています。徐々に斬新な商品を提供し始めており、今後に期待したいところです。

ソニーの新方針



高収益で好調なゲーム部門・金融部門が、ソニーを支えている

一時期はソニーショックと呼ばれる業績悪化で注目を浴びました。つい最近の2014・2015年でも最終赤字に転落しており、事業変革の苦しみが続いていたようです。

しかし不採算事業の整理などの構造改革や、ゲーム・金融部門の好調を背景に、直近2年で業績が回復して黒字化を達成。儲かる体質を示す営業利益率は、ようやく赤字前の水準に戻った状況です。

ソニーの売上高・営業利益、1株当たり当期純利益の推移


より詳しく2017年度の部門別収益状況を見てみますと、全事業で黒字化を達成しており、事業構造の改善を感じます。特にゲーム・半導体・金融事業の収益は飛びぬけており、ソニーを支えていますね。

ただ半導体の前年度の業績は赤字でしたし、収益の振れが大きいです。よって今のソニーを支える両輪は、「プレステ」プラットフォームビジネスのゲーム事業と、銀行・生命保険を提供する金融事業となります。

ソニーの部門別の収益


稼ぎ頭のゲーム事業と金融事業は、増収増益が続いており、とてもビジネスが安定しています。特に金融事業の営業利益率が15%近くありますので、かなりの高収益部門としてソニーを支えていますね。

ソニーのゲーム事業と金融事業の収益



今期、足を引っ張る部門がなくて、ソニーの業績はとても好調。

今期第2四半期時点のソニーの業績は、前期比で大幅な増収増益を達成しており、とても好調です。本業の儲けを表す営業利益は、前期比で4倍近くも増えていますからね。

そもそも前年のソニーは、半導体事業・映画事業が赤字でしたから、経営状況が悪かったのです。そこから全事業が黒字化していますので、評価したいです。

ソニーの今期業績


商売が順調ですから、年間業績予想の売上・営業利益・当期純利益が上方修正されています。当初計画よりも、営業利益が1,300億円の増加、最終利益(当期純利益)なんて1.5倍の増加です。かなり好調なのでしょうね。

ソニーのチャートの年間業績予想



業績好調で株を保有したいが割高すぎるので、今は静観のスタンス

事業構造の分析結果や、今期の業績を考えると、ソニー株は魅力的です。ですが現時点のソニーの株価は、割高すぎて、管理人には手が出せません。

管理人は中期(半年程度)の値幅を狙うスタンスですから、リターンよりもリスクが高いとの判断なのです。なお現在の株価水準がどうなのか、判断するのに週足の株価トレンド線を参考にすれば良いでしょう。

下記の週足チャートにトレンド線を引くと、明らかに今の価格は高いですね。よって相場全体の調整で、ソニーの株価が下落したら、投資を検討する方針となります。

どの程度の価格帯で買うのか、と言いますと下記のトレンド線付近まで株価が下落したら、株の購入を具体的に検討します。さらに最高のタイミングで株を買うために、購入時期も大切です。

「うねり取り投資法」を応用して、買い場を絞り込む事をおススメします。ソニーならば、年末10月前後が底値になる傾向を利用するという事ですね。

ソニーの購入時期


例えば、買い場の2016年11月頃に3,000円でソニーの株を購入し、半年後の2017年5月頃に 4,000円付近で売却するという事です。30万円の投資で、利益が10万円(利益率33%)となる取引ですから、十分な利益率だと思います。

なおソニーの株は、最低購入単価がとても高いです。もし今後、調整になって買い場が訪れても、投資資金が40万円以上は必要そうです。株の経験が少ない人であれば、40万円の資金で売買するのは、怖いと思います。

であれば、少額取引のできるSMBC日興証券のキンカブサービスなどの活用をおススメします。ぜひ検討してみては如何でしょうか。



ソニーの概要

・企業名(銘柄コード):ソニー(6758)
・上場市場:東証1部
・業種:電気機器
・最低購入単価(単元株数):51万7,700円(100株)
・時価総額:5兆2,990億円
・利益剰余金:1兆652億円
・有利子負債:1兆3,399億円



2017年11月時点で管理人がチェックした電気機器銘柄

ソニーの売買をする場合にお勧めの証券会社

ソニーを利用して株式投資をするのでしたら、下記の証券会社の中から好みに応じて使い分けると良いかと思います。

当サイトの一押し
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