日立製作所の株を買うべきか?

今、日立の株を購入してもリスクの割に儲からない、チャンスを待て

名門製造業の日立製作所は、モノを単に販売するのではなく、課題発掘・システム構築・メンテナンスまでのトータルサービスを提供する企業へと変革の真っ最中です。

この事業再編の効果が出始めており、今期業績は好調です。ただし株価の水準がとても高く、今から飛び乗るのはリスクが高すぎますね。

日立製作所

日立製作所のポイント
  • 第2四半期累計で、増収増益を達成。特に前期比で、利益は30%も増えた。
  • 年間業績予想の売上・営業利益も上方修正。業績は、とても好調。
  • しかし株価水準が高すぎる。リスクの割に、儲からない可能性が高い。

(2017年11月11日更新)

IoTの時代に備え、製造業からの脱却を目指す巨人・日立製作所

名門・日立製作所の事業領域は、幅広いです。中でもITサービスを提供する情報・通信システムと、鉄道全般のシステムを提供する社会・産業システムが両輪です。


・情報・通信システム:ITサービス(コンサル・システム構築、運用・保守・サポート)
・社会・産業システム:鉄道車両・運行管理システム、発電・送変電システムを提供。
・電子装置・システム:半導体製造装置、電子部品加工装置などを提供。

・建設機械:建設機械の販売からサービス・メンテナンスまで提供。
・高機能材料:材料・部品(特殊鋼、電線、半導体材料、合成樹脂加工品など)を提供。
・オートモティブシステム:自動車機器・関連システムを提供。

・生活・エコシステム:キッチン・家事製品、住宅設備機器、冷凍・空調機器を提供。
・その他:光ディスクドライブの製造・販売、不動産業など


日立製作所の事業領域


モノを単に販売するのではなく、顧客の課題発掘・実際のシステム構築、その後のメンテナンスまで、トータルソリューションを提供する企業への変革を進めています。来るべくIoT時代に備え、今後は4領域に絞って、集中的に投資していく方針です。

日立製作所の注力分野



企業規模が大きいのだが、絶妙な経営のお陰で事業の成長が続く

日立製作所は、IoT時代に備え、事業を再編してきました。事業売却の影響を排除した業績推移は増収増益ですので、日立製作所の経営状況はとても良いです。

特に儲かる体質を示す営業利益率が、改善している事に注目です。これまでのビジネスモデルが通しなくなった会社の営業利益率は、低下することが多いからです。今のところ、事業再編後、再成長が想定通りに進んでいると判断しています。

日立製作所の売上高・営業利益の推移


次に主要部門別の業績推移をチェックします。社会・産業システムの売上は増えてますが、収益性(営業利益率)の悪い状況が、少し気になりますね。

しかし他事業の営業利益率が改善傾向ですので、日立製作所全体としては、改革が進んでいるのかなとの感想となります。

日立製作所の部門別の業績



規模を追わず利益を追求する今期の日立製作所は、業績が好調です。

今期第2四半期累計時点での日立製作所の業績は、前期に対して増収増益を達成し、絶好調です。特に前期比で、利益が30%も増えています。

日立製作所の規模で、前期比の利益が3割も増えるのは、かなり凄いと思います。事業再編・為替の影響を除いた利益でも、前期比で利益は824億円も増えています。日立製作所の好調さが伺えますね。

日立製作所の今期業績


さらに年間業績予想の売上・営業利益を上方修正しています。当初の計画に対して、売上は2,500億円、営業利益が300億円の増加です。当初想定よりも、儲かっているという事です。

日立製作所の年間業績予想



業績面で問題がまったく無いのだが、割高な株価で株が買えない。

日立製作所の業績は絶好調ですから、株を保有したくなりますね。しかし残念ながら、今の日立製作所の株価が割高すぎて、手が出せません。

株価水準、つまり割高なのか、割安なのか、を判断するために週足・月足の株価トレンド線が参考になります。実際に月足チャートにトレンド線を引きますと、明らかに株価が高いです。

よって管理人なら、今は株を買わずに静観して投資チャンスを待ちます。いつまで待つのか。それは今後の暴落によって、株価が上昇トレンド線付近まで下落した時です。

なお日立製作所の株価は、年末頃に底値になる傾向があるので「うねり取り投資法」を使って、買い場を絞り込めます。最高のタイミングで株を買える可能性が高まります。

日立製作所の購入時期


管理人なら、買い場だった2016年10月頃に日立製作所の株を買います。1,000株500円で株を仕込んで、2017年1月頃の高値650円付近で売却するでしょうね。

そもそも半年程度の保有スタンスで売買する為、今の株高まで保有できていないと思います。それでも50万円の投資で、利益が15万円(利益率30%)となりますからね。

ただし投資チャンスだとしても、50万円以上の資金が必要になります。投資経験の少ない人は、不安になる資金量ですよね。恐怖心は投資の天敵ですから、リスクを減らすべきです。

例えば、少額取引ができるSMBC日興証券のキンカブサービスなどの活用を検討してみては如何でしょうか。



日立製作所の概要

・企業名(銘柄コード):日立製作所(6501)
・上場市場:東証1部
・業種:電気機器
・最低購入単価(単元株数):88万3,000円(1,000株)
・時価総額:3兆4,844億円
・利益剰余金:1兆8,434億円
・有利子負債:1兆2,681億円



2017年11月時点で管理人がチェックした空運業銘柄

日立製作所の売買をする場合にお勧めの証券会社

日立製作所を利用して株式投資をするのでしたら、下記の証券会社の中から好みに応じて使い分けると良いかと思います。

当サイトの一押し
 知名度No1で取引手数料が安い。口座開設で2000円貰えます。:SBI証券
 1万円取引のキンカブ信用取引が常に無料と魅力満載   :SMBC日興証券
 手数料無料のフリーETF株主優待のタダ取り裏技に強み:カブドットコム証券

番外
 100万円以上の現物取引手数料が、他社を圧倒する安さ  :フィデリティ証券
 楽天グループを利用する方向け             :楽天証券
 多彩な自動売買注文をしたい方向け           :マネックス証券

証券会社のコスト比較情報も御参考になさってください


Beginner of Recommended service

記事が売買の参考になりましたら、ぜひブックマークをお願いします!