太平洋セメントの株価予想は当たるのか?

太平洋セメントの株価予想を評価・解説

業績が好調で、株価の上昇トレンドが続く太平洋セメント。ただし割安だから株を買えと推奨する予想屋の言葉を、安易に信じて売買すると痛い目にあいますよ。

儲かる投資家は、株価予想を探すカモが暴落で保有株を売却する時に、喜んで買いますからね。さっさと予想情報から卒業し、買い場を見極める技術を身につけましょう。

太平洋セメント

太平洋セメントで儲けるポイント
  • 事業の多角化に成功し、全事業で黒字化。利益率も比較的に高く魅力的。
  • 海外売上比率は2割程度。まだまだ成長の余地があると、捉える事ができる。
  • 事業拡大の為に増えた有利子負債を、順調に圧縮。稼ぎ出す利益も安定的。
  • 支持として機能する上昇トレンド線まで株価が下落した際に、株を買いたい。

日々の動きに振り回されず、中長期的な視点で利益を狙いたい。

(2016年11月21日公開)

株式投資で庶民を惑わす割安という言葉。もしも株価予想で見つけたら、安易に信じるなよ!

多くの株価予想を精査していますが、割安だから株を買えと推奨する予想屋が本当に多いです。割安と判断した株価から、暴落を続ける状況を何度も見てきた管理人としては、安易に信じるな!と言いたいです。

予想屋に投資判断を頼らずに、年1回のバーゲンセールを上手に活用した方が利益になります。詳しくは後述しますので、まずは株価予想の問題点を、見てみましょうか。

評価者 実力:勝率 予想期間 結果 損益(投資額)
小野山功 勝率:69%
(9勝4敗)
2016/5/30~6/3 買:外れ ▲0.7万円
(28万円)
年1回の暴落時に売買した場合(後述) +19万円
(16万円)


7,000円の損失を出した小野山功氏の買い予想

小野山功の株価予想


では小野山功氏の株価予想を見てみます。向こう2~3年の先行き見通しが明るく、割安感がある事から買い推奨なさっています。残念ながら予想が外れて、28万円の投資に対し損失が7,000円です。

そもそも数年先の業績に期待ができるのであれば、数日で株を手放さずに長期保有するべきだと思うんですけどね。数日で手仕舞う短期取引を推奨するのに、長期目線で株を買うって如何なものでしょうか?

これから短距離走が始まるのに、マラソンのペース配分で勝負するようなものです。勝負する前から、負けが決まっている戦いとしか思えないですね。

また割安感が高まっており、購入するチャンスと言っていますけど、「割安」との言葉には注意した方が良いです。

予想後のチャートを見ると、割安感があるにも関わらず、さらに暴落が続いていますから。世の中の予想屋が好んで使うセールストーク、割安との言葉を安易に信じないようにしましょうね。

太平洋セメントの株価予想チャート


短期的な取引は勝負に勝っても利益が少なく、労力の割に儲かりません。しかも頻繁に取引をするために、売買手数料が確実に利益を蝕んでいきます。

はっきり言いまして、一握りのギャンブラーの素質がある人以外は、損するだけですよ。株価予想なんぞ、信じて投機的な取引に手を出したりすると、光速で資産を失う羽目になるだけでしょうね。

太平洋セメントに関する予想屋の発言に騙されるな


まずは儲かる投資情報を探す行為は、やめましょう。金融機関のカモになるだけです。自分自身で投資判断のできない人が高値で株を買って、底値で投げ売ります。毎年、このサイクルが繰り返されるだけです。

ぜひとも、「うねり取り投資」「季節的なサイクルを利用した投資」を活用して、底値で株を買う技術を身に着けて欲しいですね。



支持として機能する上昇トレンド線まで株価が下落。リスクを取って買いたい。

太平洋セメントは、セメント事業、資源事業、環境事業、建材・建築土木事業の計4部門が主な収益源です。売上・利益の6割を占め、業界首位のセメント事業が主力です。

事業の多角化で収益の柱が増えており、全事業で黒字化している点も魅力です。更に主力のセメント事業の利益率6%に対して、他部門は7~9%の高い収益を誇っており、稼ぐ力が盤石だと感じます。

太平洋セメントのセグメント業績


ただ米国やアジアにも進出していますが、海外売上比率は2割程度ですから、まだまだ国内需要に業績が左右される状況です。

太平洋セメントの地域別売上


設備投資が必要な事業形態のため利益余剰金に対して、有利子負債が若干多いです。本業で儲かった営業利益の1割が、利息の支払いで消えてしまいますが、利益が出せているので特に問題ではないでしょう。

項目 内容 コメント
企業名(銘柄コード) 太平洋セメント (5233)
上場市場 東証1部
業種 ガラス・土石製品
株価 295円
単元株数と最低購入単価 1,000株:29万5,000円
時価総額 3,750億円
資本金 861億円
発行済株式数 12億7,140万株
浮動株数 1億8,943万株
利益剰余金 2,003億円
有利子負債 3,890億円
保有者比率 外国 39.3%
浮動株 14.9%
投信 6.8%
特定株 27.0%

次に太平洋セメントの業績推移を、確認してみます。2013年から2014年にかけては東日本大震災の復興特需が発生して、主力のセメント事業の儲けが増えた事で、全体に利益が増加しています。

現在は業績が停滞している感がありますが、利益自体は継続して出せており、経営が安定していると捉える事もできますね。

太平洋セメントの業績


太平洋セメントが倒産する可能性のある企業なのか?判断する為に、キャッシュフローの推移も調べてみましょう。

毎年、多額で安定的な営業CF(本業で得る現金)を得ており、その現金収入の範囲内で投資活動(投資CFがマイナスになります)を推進しています。資金繰りには、まったく問題を感じませんね。

なお投資活動の主な支出要因は、固定資産取得費用です。財務CFの支出要因のほとんどが借金つまり有利子負債の返済です。順調に負債を圧縮しています。

太平洋セメントのキャッシュフロー


では投資判断の材料となる為、太平洋セメントの過去チャートも見てみます。2009年まで遡って調べてみると、年末の12月前後が底値園となる傾向がとても強そうです。相場全体としても、年末から春先にかけて株価があがる事が多いですからね。

よって日々の値動きに一喜一憂するのでなくて、年末頃に買い場が訪れるイメージで太平洋セメントの監視をすれば良いと思いますよ。

できるだけ自分にとって分かりやすいチャート、つまり株価の値動きがイメージしやすい銘柄を採用すると、利益を安定的に得やすいですね。

太平洋セメントの過去のチャート


では直近のチャートを見て、具体的な投資判断を考えてみます。長期な目線でチャートを眺め株価のトレンドを調べると、依然として、上昇トレンドが継続しています。

よって年末を目途に、支持として機能する可能性がとても高いトレンド線まで株価が下落した際に、株を購入するスタンスになります。最高のタイミングで株を買うための3つのステップを参考に、買い場を探してみては如何でしょうか?

仮に上記指針で2012年10月(160円)に購入し、半年以上が経過した2013年7月(350円)に売却すると、16万円の投資に対して19万円の利益になり、利益率が118%に達します。年1回のチャンスを掴めば、多額の利益を得る可能性が、より高まりますね。

なお現時点の株価は、ちょうど、上昇トレンド線上にあり、買い場と考える事ができます。リスクが取れるならば、買っても良いかなと思いますね。ただし株価の下落によって上昇トレンドが崩れる事を想定し、損切価格を事前に決めておく事は大切です。

注意点としては下記チャートの赤色エリアのように、トレンド線よりも株価が猛烈に高い時には、買わない事です。暴落で資産を溶かす可能性の方が高いからです。

もう1点、最低取引金額が30万円を超えており、冷静な投資判断ができない可能性が高いです。特に投資経験を積んでいない人の場合ですと。

そこで恐怖を軽減する為にも、SMBC日興証券の 1万円で株式投資ができるキンカブサービスなどの利用をおススメします。

太平洋セメントの売買チャンス  



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太平洋セメントの売買をする場合にお勧めの証券会社

太平洋セメントを利用して株式投資をするのでしたら、下記の証券会社の中から好みに応じて使い分けると良いかと思います。

当サイトの一押し
 知名度No1で取引手数料が安い。口座開設で2000円貰えます。:SBI証券
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