ラサ工業の株を買うべきか?

ラサ工業の評価・解説

ラサ工業の主力は、化学工業薬品の生産販売です。黒子的存在の不動産事業が、安定した利益を稼ぐ魅力的な会社です。長期で株も上がり、底値付近で株を買いたいですね。

ただ今は割高な株価水準です。リスクとリターンを考慮すると、儲からないです。よって相場暴落で投資チャンスが訪れたら、ラサ工業の株を買うスタンスで良いでしょう。

ラサ工業

ラサ工業で儲けるポイント
  • 主力で利益の6割を稼ぐ化成品事業の業績は、安定している。
  • 更に営業利益率50%超の「その他部門(不動産含む)」が、利益の3割を稼ぐ。
  • 収益性の改善が進み、ラサ工業の利益率は7%台まで回復。
  • 長期で株が上がる。支持となる上昇トレンド線を、買い場の目安にしたい。

割高な価格で株を購入しても儲からない。チャンスを待つ忍耐力が大切。

(2017年6月12日公開)

中長期目線だと今は割高な価格なので、管理人なら静観する。支持となるトレンド線の価格帯まで、株が暴落するのを待つ方針。

ラサ工業は化学工業薬品を生産販売する化成品事業、破砕・選別機器を開発販売する機械事業、レアメタルの精製・リサイクルを担う電子材事業の3部門が収益源です。

半導体用の高純度無機素材を安定供給できるメーカーの一つとして活躍しています。グローバル対応を強化しており、海外売上比率が3割近くに達しています。

化成品事業・・・基礎化学品・最先端分野に対応した高純度薬品の生産、販売。
機械事業・・・・破砕・選別機、リサイクル再資源化機器、半導体製造設備の開発製造
電子材事業・・・化合物半導体用の高純度無機素材の生産、販売。金属リサイクル。

ラサ工業の事業領域


下記、事業毎の売上・利益をご覧ください。売上の7割、利益の6割を稼ぎ出す創業の化成品事業が主力です。さらに全事業が黒字で、収益性も悪くないです。

なおラサ工業で特筆すべき点は、石油精製用触媒再生と不動産の賃貸を含む「その他事業」の収益性(営業利益率)が50%を超えている事でしょうか。

安定して、主力事業並みの利益を稼ぎだしており、経営を支える重要な部門です。やはりストック性の事業部門、不動産を持つ企業は、安定感があります。

ラサ工業の事業別の業績


なお機械事業と電子材料事業が稼ぎ出す利益には安定感がなく、この2部門がラサ工業の業績に変動を与える事になります。ラサ工業の業績が堅調なのは、主力の化成品事業と不動産の賃貸事業のお陰ですね。

ラサ工業の事業別業績の推移


ラサ工業の利益剰余金23億円に対して、有利子負債が103億円です。毎年稼ぐ営業利益が10億円程度でして、借金の利息として2億ほど支払っています。

20%が借金の利息で消えるので、そこそこ影響が大きいです。ただ有利子負債の圧縮を積極的に進めており、今後は負担が減る事になるでしょう。

項目 内容 コメント
企業名(銘柄コード) ラサ工業 (4022)
上場市場 東証1部
業種 化学
株価 140円
単元株数と最低購入単価 1,000株:14万円
時価総額 111億円
資本金 84億円
発行済株式数 7,944万株
浮動株数 3,709万株
利益剰余金 23億円
有利子負債 103億円
保有者比率 外国 2.3%
浮動株 46.7%
投信 ‥%
特定株 24.4%

続いてラサ工業の業績推移をご覧ください。2017年3月期の売上高が、微減です。しかし収益性が改善し続けており、経常利益の増益が止まりません。営業利益率が3%から、7%まで改善しています。非常に良い経営が続いている印象です。

ラサ工業の業績推移


ラサ工業の資金繰り状況も把握しておきましょう。倒産する可能性のある企業なのか。判断するために、キャッシュフローの推移を調べる事は大切です。

さて結論を述べると、直近2年の資金繰り状況に問題を感じません。潤沢な営業CFの範囲内で、投資活動が行えており、手元の現金同等物も前期に比べ増加しています。有利子負債の圧縮も続いており、お金の流れに問題は無いでしょう。

ラサ工業のキャッシュフロー


これまでの業績が良いですし、ビジネス構造も悪くないです。ただし利益が増えなければ、株は上がりません。よって最新の決算短信掲載の業績予想(~平成30年3月末)を、確認しておきましょう。

下記をみますと、1株当たりの当期純利益は減少見込みです。ただ営業利益は、前期に比べて+4%の増加です。本業は順調ですから、株価のトレンドを確認した上で、チャンスがあればラサ工業の株を買いたいですね。

ラサ工業の過去の今期業績


具体的な買い場、つまり、資金を投入するタイミングは、長期チャートを分析する事で導き出せます。まず株価のトレンドを把握するために下記、ラサ工業の月足チャートをご覧ください。

株価推移を見てみますと、長期で株が上がり続けています。特に、上昇トレンド線が支持として機能する事に注目です。数百を超える銘柄のチャートを分析してきましたが、ラサ工業は株価の値動きがイメージしやすい銘柄です。

最高のタイミングで株を買うための3つのステップで詳細を解説していますけど、業績が上向いているなら、支持となる上昇トレンド線まで株価が下落した時に、ラサ工業の株を購入する方針で良いです。

管理人なら勝率を高める為に、「うねり取り投資」を応用して買い場を絞り込みます。年末毎が底値になるラサ工業の傾向を生かして、株を買うという事です。

仮に上記指針に沿って2016年9月(100円)に3,000株を購入。半年保有し、株価が下落に転じた2017年4月(140円)に売却すれば、30万円の投資で利益が12万円。利益率が40%になりました。

トレンド線よりも株価が高い価格帯(下記チャートの赤印付近)で、株を買わない事。損切り価格を決めて、資金を投じる事が大切です。

なお現時点の株価は、割高です。リスクの割に儲からないので、管理人なら静観しますね。相場の暴落で、ラサ工業の株価が値下がりするのを待ちたいです。

ラサ工業の売買チャンス  



2017年6月時点で管理人がチェックした化学銘柄

ラサ工業の売買をする場合にお勧めの証券会社

ラサ工業を利用して株式投資をするのでしたら、下記の証券会社の中から好みに応じて使い分けると良いかと思います。

当サイトの一押し
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