コロプラの株を買うべきか?

コロプラの評価・解説

コロプラは、スマホ向けのアプリを開発提供する企業です。商品がヒットし、莫大な課金収益のお陰で業績が急拡大。しかし競争が激化で、収益が急激に悪化。

ジェットコースターのような値動きが特徴です。株価の下落が止まりませんし、業績が改善する見込みになるまでは、手を出さないほうが無難でしょうね。

コロプラ

コロプラで儲けるポイント
  • スマートホン向けゲーム開発が主力。海外進出や、VR領域にも先行で投資。
  • アプリ課金収益が莫大。利益率が30%超。ただし競争激しく、収益低下中。
  • 無借金経営で高収益な黒字企業。だが減収減益が続く見込みで、株価の下落が止まらない。
  • 業績が改善する見込みになるまで静観して良いだろう。トレンドの転換を待つ

売買技術の未熟な人が、値動きの荒い銘柄で勝負すると大損する可能性が高い。

(2017年4月24日公開)

業績悪化と共に、株の下落が続く。先行きの見通しが見えてきて、業績が改善するまでは、静観するスタンス。

コロプラは、スマホ向けのゲームを開発・販売する企業です。創業時は従来型携帯向けのゲーム開発をしていたのですが、2011年秋にスマートホン向けゲーム業界に参入。

その後、急成長した企業です。スマホゲームの海外展開や、話題のVR領域にも先行投資を行っており、事業の拡大を目指しています。

コロプラの売上構造は、積立モデルです。一度売ってオシマイという形でなく、資産(売上)が積みあがる構造です。継続的な新規アプリの投入と、既存アプリからの課金収入が、事業の肝となります。

コロプラの売り上げモデル構造


積立モデルは、素晴らしい仕組みです。ただし新規投入したアプリが売れる事、既存のアプリが継続利用され、課金収入が得られること、この2点が実現して成立します。

新規ゲームアプリの開発費は膨大なのに、何がヒットするか分からない業界の特徴を考慮すると、どこまで継続性があるのか?注目ポイントとなります。

なお決算を拝見すると、売上の伸びに対して、利益の伸びが止まり、営業利益率が急低下。気になる傾向です。

コロプラの利益率低下


さらに人件費・賞与より、広告宣伝費の占める割合が大きいのも特徴です。ヒットすれば大儲けするゲームアプリ業界は、熾烈な争いがおきており、いかに露出を増やすか、広告費の投下が多くなりがちです。

売上の維持・向上のため、広告宣伝費が必須でして、負のサイクルに突入すると、猛烈な重荷になるはずです。そのように考えると、事業の安定感に少々の不安が残ります。

コロプラの経費構造


ただ有利子負債がなく、利益剰余金は548億円と潤沢な資金があります。無借金経営ですし、安定的な事業の柱を構築することが、さらなる成長に繋がると感じます。

項目 内容 コメント
企業名(銘柄コード) コロプラ (3668)
上場市場 東証1部
業種 情報・通信
株価 1,007円
単元株数と最低購入単価 100株:10万700円
時価総額 1,282億円
資本金 64億円
発行済株式数 1億2,734万株
浮動株数 1,617万株
利益剰余金 548億円
有利子負債 0円
保有者比率 外国 10.7%
浮動株 12.7%
投信 2.7%
特定株 68.4%

再度、コロプラの業績推移をご覧ください。これまでの増収増益から一転、減収減益が続く見込みです。管理人が懸念していた状況に陥っているようでして、どのように経営を立て直すか?今後に注目です。

コロプラの業績推移


参考にコロプラのキャッシュフローの推移をチェックしましょう。本来は倒産する可能性のある企業なのか?判断するためのものですが、資金繰り状況を調べて、何にお金を使ってるのか?調べる事もできます。

直近2年の傾向を拝見した限りでは、資金繰り状況は、まったく問題ないです。無借金ですから、財務CFの支出要因は、ほぼ配当金。

ただ、ここ2年は投資CFの支出が多いです。投資証券の取得額が5割を占め、次いで子会社の株式取得費用となります。売上・利益アップに繋がるのか?気になります。

コロプラのキャッシュフロー


さてコロプラのように数年で業績が急拡大。その後、急減速する企業の株価は、ジェットコースターに乗っている気分になるはずです。下記、コロプラと日経平均株価指数を比較したチャートをご覧ください。

コロプラの初期の株価上昇だけを、獲得できれば良いでしょうが初心者には無理なお話。未熟な人は高値で株を購入し、今でも保有を続けている可能性が高いです。結構な含み損になってませんかね?

無難に日経平均株価指数に連動するETFを買って、長期保有したほうが、儲かったでしょう。売買技術が向上し、精神的に成長するまでは、値動きが緩い銘柄を扱って売買するべきだと思います。

コロプラのチャートと日経平均株価指数を比較 紺色線:コロプラ ピンク色線:日経平均株価指数


そもそも業績が良い銘柄を買う事が、株式投資の基本です。株価と強い相関のある1株益、営業利益が増加したか?このチェックが重要です。利益が増えた株を、安値で買うのが基本方針となります。

さてコロプラの決算短信を拝見しますと、前期に比べて営業利益と1株当たりの当期純利益が、大幅に減少しています。これでは、株を買う方針となりません。

コロプラの来期業績見込み


念のためコロプラの長期チャートをご覧ください。株価のトレンドは、現在でも下落トレンドが継続。今後2年は減収減益見込みですから、株価は下落するでしょう。

今後の糧にするため、コロプラのように値動きが大きい銘柄で勝負する場合の投資戦略を考えてみます。株を買うならば、上昇トレンド(ボックス相場でも良い)である事が前提となります。次に株価の止まる指標となる支持線を探します。

コロプラはトレンド線が、支持帯として機能しています。チャートをみた感じでは、株価の値動きがイメージしやすい銘柄だと思います。

よって業績好調なら、支持として機能するトレンド線付近まで株価が下落した時に、株を買う戦略となります。最高のタイミングで株を買うための3つのステップを参考に、買い場を探してみましょう。

さらに管理人は「うねり取り投資」の考え方を応用して、買い場を絞り込みます。

仮に上記指針に沿って、2013年8月(1,200円)に100株を購入し、株価が急上昇した2013年12月(3,000円)に売却すれば、12万円の投資に対して利益が18万円。利益率が150%となりました。

赤色エリアの割高な水準で株を買わない事、そして事前に損切価格を決めて資金を投じる事、この2点を守れば、仮に想定外の動きになっても、損失が抑えられます。

なお現時点の株価は、下落トレンドが継続していますし、そもそも業績の改善見込みがありません。という事を考えると、しばらくは様子見となる方針ですね。

コロプラの売買チャンス



2017年4月時点で管理人がチェックした情報・通信銘柄

コロプラの売買をする場合にお勧めの証券会社

コロプラを利用して株式投資をするのでしたら、下記の証券会社の中から好みに応じて使い分けると良いかと思います。

当サイトの一押し
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