グリーの株を買うべきか?

グリーの評価・解説

課金ゲームGREEを運営するグリー。急成長し、世間的に注目を集めました。しかしゲーム業界の競争が激化し、業績悪化が止まりません。かなりの含み損を抱える個人投資家が、多いのではないでしょうか。

先行きが読めず、正直、初心者は手を出さない方が良いです。管理人は、この手の銘柄には、手を出しません。ただゲーム銘柄は、タイトルがヒットすると株価が爆上げします。その後の大暴落前に、逃げれる人だけが参入するべきです。

グリー

グリーで儲けるポイント
  • 課金型無料ゲームが主軸。ただし競争が激化し、収益性が急激に悪化中。
  • 5年連続で、減収減益。ただし無借金経営で、1,000億超の資金は、魅力的。
  • タイトルがヒットすれば、株価が猛烈に上がるだろう。だが先行きが読めない
  • 株価が下げ止まり、上昇トレンドに転換。だが投資判断が難しい。

事業の先行きが読めず、無理をして資金を投じる必要は無いと思う。他の業績好調な銘柄を探せば良いだけだ。

(2017年7月8日公開)

通期業績の見通しが困難な状態なので、今、管理人は手を出さない

グリーは、主に携帯向けのゲーム「GREE」を運営する企業です。ユーザーに無料ゲームを提供し、 ゲーム内で生じるアイテム課金が主な収益源となります。

現在は、スマホ向けゲームの開発を強化しています。ゲーム事業、メディア事業、広告事業、投資事業と、事業の多角化を推進しています。

グリーの事業分野


これまでグリーは、無料ゲームを提供して、アイテム課金で大儲けするビジネスモデルで急成長してきました。しかし競争が激化し、ビジネス環境も激変した事から、売上・利益が急激に減少しています。

さらに企業の収益性を示す売上高営業利益率の悪化が、激しいです。これまで50%を超える利益率でしたが、20%台の水準にまで落ち込んでいます。

一般的な企業と比べると、依然として収益性は良いです。しかし売上・利益が急激に縮小する中で、開発費・広告費の投入により、収益性が悪化しています。

グリーの営業利益率推移


なおグリーの海外売上高比率は、米国・豪州合わせて全体の2割です。国内開発モデルと、海外開発モデル(海外拠点でゲーム開発)の両輪で、海外進出を推進してきました。

しかし費用対効果が得られないという事で、海外拠点を閉鎖し、国内開発へ集中的に資源・人材を投入する方針に切り替えています。

グリーの地域別売上


更に前述でグリーは、事業の多角化を推進していると述べました。しかし決算書を見る限り、ゲーム事業が売上・利益の9割を占める状況と思われ、主力事業の不調が、業績悪化にダイレクトに効いています。

とは言え有利子負債はゼロで、1,000億円超の利益余剰金があります。財務は良好で、無借金経営が続いている点は評価できるポイントです。

しかし業績が改善しないと株は上がらないので、投資先としての判断は、かなり難しいです。ゲームがヒットすれば、急激に株が上がると思いますけどね。

項目 内容 コメント
企業名(銘柄コード) グリー (3632)
上場市場 東証1部
業種 情報・通信
株価 895円
単元株数と最低購入単価 100株:8万9,500円
時価総額 2,164億円
資本金 23億円
発行済株式数 2億4,188万株
浮動株数 2,007万株
利益剰余金 1,121億円
有利子負債 0円
保有者比率 外国 20.4%
浮動株 8.3%
投信 1.7%
特定株 60.4%

続いてグリーの業績推移をご覧ください。過去5年、減収減益が続いており、業績の悪化が止まりません。2015年度に至っては、最終赤字に転落しています。

業界の競争が非常に激しく、開発したゲームのヒットに頼る形になるので、先が本当に読めないですね。

グリーの業績推移


さて業績が悪化する企業の資金繰り状況は、気になるものです。黒字でも、手元資金が葛藤すれば企業は倒れるからです。キャッシュフローの推移をチェックし、倒産する可能性があるのか?調べる事にしましょう。

ここ3年、営業CFが減少しています。ですが投資費用の負担が少なく、現金が十分に回っているので、特に問題がある状況では無いようです。

キャッシュリッチな企業ですから、安定した配当金を出し続けています。資金繰り状況は、特に問題となりません。

グリーのキャッシュフロー


なお1,000億円超の資金がある無借金企業でも、売上・利益が減少すれば株は下がります。下記チャートを見て下さい。2012年以降、日本市場の株価は上昇を続けてます。

しかしグリーの株価は、下落を続けています。つまり業績が悪化する株を買うのは、リスクが高いという事です。

注目する銘柄で減収減益が続いていれば、さっさと他の銘柄を探すべきです。もしも日本市場が好調なら、日経平均株価指数に連動するETFを購入しても良いでしょうね。

グリーのチャートと日経平均株価指数を比較 紺色線:グリー ピンク色線:日経平均株価指数


さてグリーの直近チャートを見てみましょうか。実は長期の下落トレンドが止まり、株価が転換。そして、上昇トレンドに変わってきました。

管理人は、トレンド線を重要してまして、必ず、株価のトレンドを把握するようにしています。買うタイミングの参考にするためです。

企業の業績が良ければ、トレンド線が支持として機能する事が多く、管理人は 「うねり取り投資法」を併用して、買い場を探しています。

このあたり、最高のタイミングで株を買うための3つのステップで解説していますので、参考にして下さい。再び、グリーのチャートをご覧ください。2016年1月を起点として、株価は上昇トレンドを形成。トレンド線が支持として、機能しています。

グリーの売買チャンス


ただグリーの下記の業績予想を見てみますと、通期の業績予想が困難と記載されています。その上、第一四半期の業績予想が前期に対して、マイナスです。

先行きが、依然として不透明という事です。このような状況のため、管理人は積極的にグリーの株を買いたいとは思いません。

仮に買うなら、テクニカル分析を主体にした投機的な売買になります。であるなら基本戦略としては、トレンド線付近まで株価が下がった時に買う事になります。ただし現時点の株価は、明らかに割高なので、様子見ですね。

グリーの過去のチャート



2017年7月時点で管理人がチェックした情報・通信銘柄

グリーの売買をする場合にお勧めの証券会社

グリーを利用して株式投資をするのでしたら、下記の証券会社の中から好みに応じて使い分けると良いかと思います。

当サイトの一押し
 知名度No1で取引手数料が安い。口座開設で2000円貰えます。:SBI証券
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