JPホールディングスの株を買うべきか?

JPホールディングスの評価・解説

待機児童問題を解決するべく保育園施設を運営するJPホールディングス。保育施設の増加と共に、売上と利益が増え、業績は好調です。

株価4倍後に、長期で株価が下落しましたが、ようやく上昇トレンドに転換した模様です。そろそろ買い場を探したいですね。

JPホールディングス

JPホールディングスで儲けるポイント
  • 独立系子育て支援サービス最大手。保育園運営を起点に周辺サービスを提供。
  • 収益性を示す営業利益率は5~8%。保育士不足が、業績に対するリスクだ。
  • 事業拡大期。借金で保育施設を増やす方針。
  • 株価が上昇に転換。支持となる長期上昇トレンド線を買い場の目安に。

株価が数倍になった後、暴落した為、長期で低迷が続いた。上昇転換の見極めは、意外と難しい。

(2017年6月17日公開)

チャートを俯瞰して眺めると、長期の上昇トレンドは維持している。買い場を、じっくりと探したい。

JPホールディングスは、子育て支援サービスを提供する独立系の最大手企業です。子育て支援、給食の請負、英語・体操・リトミック教室運営、研修請負、保育用の物販販売、コンサルティングの5部門が、事業セグメントとなります。

保育園の運営を主軸に、周辺サービスを提供する形です。事業分野毎に子会社がサービスを提供しています。

子育て支援事業・・・・・・日本保育サービス・アメニティライフ・KODOMOLOGY
給食の請負事業・・・・・・ジェイキッチン
教室・研修請負事業・・・・ジェイキャスト
物品販売事業・・・・・・・ジェイ・プランニング販売
コンサルティング事業・・・日本保育総合研究所

JPホールディングスの事業領域


JPホールディングスの年間売上高は200億円を超え、営業利益が12~18億円です。営業利益率は5~8%。教育サービスの人件費は、利益を圧迫する傾向にありますが、そこそこの収益性を維持しています。

借金(利益剰余金48億円に対して、有利子負債152億円)は、多いです。ただ利益数十億円に対して、利息の支払いは5,000万円程度。

本業が順調であれば、負債は経営の重荷になりません。

JPホールディングスの収益性


さてJPホールディングスの事業の要は、保育運営施設です。保育園の数を増やし、教育サービスを提供し、売上を伸ばすからです。

保育運営施設数の推移を見てみますと、認可保育園を中心に施設数を伸ばしています。今後も施設数が増える見込みであり、業績拡大に期待が持てます。

JPホールディングスの保育園施設数推移


全国的に待機児童は解決すべき問題であり、事業ニーズはあります。ただ事業運営のボトルネックは、保育園運営に必須の保育士不足ですね。保育士の獲得競争で収益を圧迫する事が、JPホールディングスの経営課題の一つとなるでしょう。

項目 内容 コメント
企業名(銘柄コード) JPホールディングス (2749)
上場市場 東証1部
業種 サービス業
株価 292円
単元株数と最低購入単価 100株:2万9,200円
時価総額 256億円
資本金 16億円
発行済株式数 8,784万株
浮動株数 1,774万株
利益剰余金 48億円
有利子負債 152億円
保有者比率 外国 5.3%
浮動株 20.2%
投信 2.9%
特定株 47.7%

次にJPホールディングスの業績推移をご覧ください。売上高は順調に伸びていますが、2017年度の利益が激減しています。

これは販売費・一般管理の増加が要因です。決算書等を見たところ、人件費の多くを占める保育士の採用、特に中途採用が例年の3倍です。ただ保育士不足の背景などを考慮すると、先行投資と考えられ、事業運営に問題は無いとの判断です。

JPホールディングスの業績推移


次にJPホールディングスの資金繰り状況もチェックします。キャッシュフローの推移を調べると、倒産する可能性のある企業なのか。判断する事が可能です。

さて営業CFを上回る投資CFが、続く点に注目です。経営の肝である保育施設を増やすため、多大な先行投資(主に固定資産)が必要だからでしょう。不足資金を長期借入金で対応しており、財務CFのプラスが続きます。

ただ事業拡大期の企業は、このような資金繰り状況になります。規模拡大により営業CFが増え続けてますが、注意深く資金繰り状況を把握したいです。

JPホールディングスのキャッシュフロー


投資判断の材料となる今期の業績見込みを調べます。利益が増えれば、長期的に株は上がります。下記、最新のJPホールディングスの決算短信をご覧ください。

今期(~平成30年3月末)の業績予想ですが、1株当たり当期純利益が1円増加。営業利益は、▲8%となっています。

ただ先行投資で利益が減少し、売上自体は増加しているので業績好調という判断です。チャンスがあれば、JPホールディングスの株を買ってみたいですね。

JPホールディングスの今期業績


具体的な買い場を探す為、JPホールディングスのチャートを分析します。まず注意点です。2013年初旬のような急激な価格上昇時には、株を買わないようにしましょう。

初心者は天井で株を買い、暴落で損失を出す羽目になります。仮に暴落後に株を買えても割高な価格で株を保有し、その後の長期的な下落で、含み損を抱える事になります。

よって下落トレンド銘柄に手を出さない事が重要です。他の有望銘柄を探すか、相場が好調ならば日経平均株価指数に連動するETFを購入したほうが無難に儲かります。

では現在のJPホールディングスの価格水準、トレンドはどうか。割高な価格水準が是正されて、再び上昇トレンドに転換したと管理人は判断しています。

週足5年チャートで長期株価のトレンドをチェックしてみると、上昇トレンドが形成されつつある状況です。トレンド線が支持として機能してますし、良い傾向です。

業績も好調ですから、支持となる上昇トレンド線まで株価が下落した時に、株を購入する戦略で良いでしょう。チャートから買い場を探す具体的な方法は、最高のタイミングで株を買うための3つのステップで解説していますので、ぜひ参考にしてください。

仮に上記指針に沿って、2016年2月に250円で1,000株を購入。株価が上昇後、下落に転じた2016年4月に400円で売却。本取引は25万円の投資で、利益が15万円。利益率が60%になりました。

なお普段、管理人は「うねり取り投資」を応用して買い場を絞り込みます。勝率が上がるからです。ただJPホールディングスの値動きには周期的な特徴がないので、相場全体の暴落に合わせて、買う方針で勝率を上げても良いでしょうね。

なお現時点の株価水準は微妙です。管理人ならば静観して、もう少しお手頃な価格水準になるのを待ちます

JPホールディングスの売買チャンス  



2017年6月時点で管理人がチェックした保険業 銘柄

JPホールディングスの売買をする場合にお勧めの証券会社

JPホールディングスを利用して株式投資をするのでしたら、下記の証券会社の中から好みに応じて使い分けると良いかと思います。

当サイトの一押し
 知名度No1で取引手数料が安い。口座開設で2000円貰えます。:SBI証券
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